【自分に影響を与えた10枚 - 1970年代編】 Day 1: After The Gold Rush / Neil Young

自分に影響を与えた10枚 - 1970年代編
Day 1: After The Gold Rush / Neil Young
Released: 1970

facebookでバトンを受け取った人が「自分に影響を与えた10枚」を選ぶというものがあり、そのバトンを受け取ったのでポストしました。せっかく時間をかけて選んだので、ブログにも若干の追記などをしつつ残しておくことにしました。
 
頑張ったけど、10枚に絞るのはやはり無理なので、70sにリリースされたアルバムに限定して選ぶことにしました。それでもまずは30枚、さらに頑張って20枚に絞り込んだけど、10枚に厳選するのがとっても大変だった。結果として、歴史的な名盤ばかりが残ることになってしまった。ど定番なので面白味がないかもしれないけど、いいものは時代を越えて良いのである。今更だが70年代ってロックにとってすごい時代だったんだなぁと再認識。
1枚目に選んだのが Neil YoungAfter The Gold Rush です。
1曲目の Tell Me Why のアコースティックギターが流れた瞬間からつかみはばっちり。そしてピアノのイントロで始まる After the Gold Rush へ続くあの感じが何度聴いても心に響く。そして3曲目も美しい Only Love Can Break You Heart が続く。続く Southern Man はこのアルバムでは珍しく少し荒々しいナンバー。ギターソロはお世辞にも上手とは言えないがとても熱い。全11曲どれもレベル高すぎです。
このアルバムの直前まで Crosby, Stills, Nash & Young として名作 Déjà Vu を制作しており、このアルバムの2年後に Neil Young 名義の名盤 Harvest が発表されるが、どちらも素晴らしい。個人的にはこれほどまでにすべての曲の出来が高く、フォークもロックの要素も兼ね備えて、あの風貌からイメージできない高い声で、ロマンチックで痛切に心を打つこのアルバムが大好きです。
最近、彼のWebサイトで Stay Home 中の彼が自宅で演奏しているビデオが視聴できます。URLは https://neilyoungarchives.com/movie-night です。なんとこのアルバムがリリースされてから50年後のニールヤングの動く映像です。もちろん素晴らしくないわけがない。