第15回 Mt.富士ヒルクライム

今年も懲りずに富士ヒルクライム行ってきました。今回が第15回だそうで、私が初めて出場したのが 2008年だからもう10年になるんですね。今年も自転車部の面々7名で参加。
土曜日の朝起きて慌てて準備したので、いろいろと忘れ物が... 下山用のレインジャケットは忘れずに持ったのですが、出走前のウインドブレーカーとかアームウォーマーとか一切持って来ず。例年は5km毎の目標ラップタイムを印刷したものをステムに貼ってそれを目安にペース配分していたのですが、今回はそれも忘れてしまいました。どれくらいで走ればよいのかまったく覚えていないのでもう24km勘に頼って走ることにしましたw
前日受け付けは、偶然見つけた Gravel King のTシャツに一目惚れして購入!夜は新しくできたほうとう屋さん「歩也」。中の作りもなかなかしゃれていましたよ。

今年はレース当日の6月10日が朝からがっつり雨の予報で台風も近づいているという最悪のコンディションが予想されていました。当日の雨次第ではDNSする予定でした。ところが、天気予報が更新されると少しずつ雨が降り始める時刻が後ろにずれてきました。なんとかスタート時点で雨はまぬがれることができたのはかなりラッキーでした。
しかしそれほど甘くはなく、スタートしてからしばらくすると雨が降り始め途中からかなり強くなってきました。水しぶきでお尻が冷たくなるほどには降りました。それども登り進むといつの間にか雨も上がって、涼しい絶好のコンディションに変わりました。
ラップタイムのペースがわからないので、まずは5kmのラップを見てみようと思ったのですが、5km毎のオートラップを設定することを忘れていました。今までこんなことを忘れたことはなかったんですが、今回はいろいろダメダメです。もう時間と3sワット、avgワット、avg %FTP、それとケイデンスだけを見ていました。
何度登っても楽にはならないもんです。案の定中盤盛大にタレました。残り7kmくらいから、このままではゴールタイムがかなりやばいことになりそうということがわかってきました。そこから多少は頑張ってみたのですが、如何せんこの辺りはもう心拍も上がらないし出力も上がらなくなってきたので、思ったほど伸びなかったのが正直なところです。
ゴールが近づいて来て最後の登りがこれまたいつにもましてキツイ。このままだと1時間25分台に突入してしまいそうなので、せめてそこだけはと悪あがき(448W)してぎりぎり1時間25分台は免れて1時間24分55秒でゴール。(^^;
10年前の初出場*1のときよりも2分以上遅いタイムでした。年代別だと上位11%の位置。ひと桁パーセントだった時代が懐かしい。。もうヒルクライムはまったくタイムが出なくなりました。トホホ...
五合目からも富士山山頂はまったく拝むことができなかったので、とっとと下山しました。下っている途中から雨が激しくなり、普通は五合目が寒くて下るにつれて気温が上がってくるんですが、この日は下るほど気温も下がり濃い霧に包まれて視界も悪く、とにかく寒くてつらいダウンヒルでした。
冷えた体に恒例の吉田うどんとタベルナ エスキーナのコーヒーがとても癒してくれました。

最後に、去年の大会は混雑と段取り悪さがひどすぎたのでもう2度と出場しないと思ったほどでしたが、北麓公園の工事も終わっており、かつその反省が生かされて前日荷物預かりという工夫もあり、全体的にとてもスムーズな運営だったと思います。

*1:このときは9速 Tiagraのアルミロードバイクの完成車仕様だったと記憶しています。自転車は機材じゃない、というか機材に申し訳ないです..