Mt.富士ヒルクライム、今年で4回目の参戦

ずっと雨予報だったのが土壇場で好転し、快晴とはいかないまでも雨も降らず、暖かくて天候に恵まれた絶好のレース日和となりました。
今回は oyajiasaren の方々と宿を御一緒させていただきました。かずいさんには宿の手配やらもろもろ大変お世話になりありがとうございました。今回宿泊したのは北麓公園のすぐ近くのパインツリーという広い貸別荘というかコテージ。20名まで泊まれるというだけあって2階建ての建物はとっても広く、そこに12名が楽しく一夜を共にしました。
当日は4時に起床。なんと全員その時間に起きているから感心します。さすがはオヤジ(?)w その後車をそれぞれアサインされた駐車場に移動してから、会場に向かいます。今回は、自分のペースで淡々と1人でアップしました。今までで一番ちゃんとアップした気がします。早起きのせいかな。おかげでアップも適当に切り上げてスタート地点で何人か知り合いと歓談しながらスタート時刻を待ちます。
今回の目標は去年のタイムを上回ること、かつ具体的には 1時間18分切りをイメージして自分なりの 5km 毎のラップをプランしてみました。とにかく意識していたことは、1合目までは頑張りすぎないことです。それ以外でもすこしきつめの坂も頑張り過ぎずにその後の緩斜面などで頑張ってタイム短縮を狙おうと思っていました。これは今まで試したことがないパターンなので、どうなるのかわからなかったけど、試走のタイムを考えると今までのパターンではタイム短縮が難しいと思ったので、一か八かです。
トータルラップタイムが北麓公園からになっていたのをスタートしてちょっとしてから気づいたので、レース中はサイコンに表示されているタイムよりだいたい4分くらい引いた時間がスタートからのタイムという計算で推測していました。
最初の5kmは予定より15秒程早く通過。やはりこの区間はきついなぁ。次の5〜10km区間は予定より50秒近く早く、抑え気味で走った割には速かったので嬉しい誤算。10〜15km区間は前回スピードがガクッと落ちた区間だったのでここは少し意識して大きくタイムを失わないように注意した。結果は予定より14秒遅かった。この程度ならばまだ取り戻せる範囲。15〜20km区間は、しんどくなってきたには違いないけど、まだエンジン全開にはせずに少し余裕を残しておくように意識してペース配分。この区間は最後に山岳区間もあるけどラップは予定より 13秒早かった。さっきの借金をきっちり返した感じです。20〜24km区間もフラットになる区間以外は坂がきつく感じるところ。でもそこも無理せずに、フラット区間に入ってから全開にする作戦。
ところが、フラット区間の1つ目のトンネル手前で左脚ふくらはぎ、むぉりむぉり〜ピキーっという音とともに*1盛大に攣ってしまった。歯を食いしばってペダルを回そうとすると、その途端にまた攣る。これはヤバイ!
仕方がないのでペダリングを完全に止めて、脚をストレッチしたり、クリート外して振ったりといったことを、大慌てで行った。ペダリングを止めたわけだから、少し前に追い越した人達がビューんびゅーんと私を追い抜いて去っていく。結構焦ったけど、無意識に右足で片足ペダリングを初めて徐々に左脚にも負荷を分配していく作戦。2つ目のトンネルを過ぎてからは、ペダリングもかなりまともになってきた。
ゴール前の登りに差し掛かるころには、攣った脚の痛みもひいてきて、この最後の登りで「右!右通ります!」と叫びながら怒涛の云十人抜きでなんとかゴール。
速報によると、タイムは1時間17分6秒でした。
ターンパイクのときと同じでまたゴール前のフラット区間で脚がつってしまった。たらればになるけど、脚さえ攣らなければ1分かそれ以上は短縮できたはず。でもの脚が攣るというのも今の自分の実力のうちだろうから、仕方あるまい。今年はヒルクライム練習と言えば、都民の森に1回、スバルラインの試走が1回の計2回だけ。ヤビツに至ってはもう13か月以上行ってないし... さすがにこれは準備不足だったかな。
いずれにせよ、このヒルクライムは私にとって過去の自分との戦いなので、自己ベストが更新できたのでよしとしよう。いつかは1時間15分を切ってみたいなぁ...

追記:5km毎のラップはこんな感じ。公式タイムとは2秒の誤差ありです。最後の4kmが悔やまれる。うじうじw

距離 タイム ラップタイム
0-5km 17:13 17:13
5-10km 33:20 16:07
10-15km 50:34 17:14
15-20km 1:07:21 16:47
20-24km 1:17:04 9:43

*1:勿論そんな音はしていないが...