Mt.富士ヒルクライム

すばるライン 24km を上る Mt.富士ヒルクライムは今回で3回目の参戦となります。去年と同じ、いやそれ以上に好天に恵まれ五合目の景色は最高でした。

去年は右膝痛で最悪のコンディションだったので、今年こそはと思っていたら春くらいから、数々の試練が襲いかかってきました。

  • 鼻茸 - 一時はどうなるかと思いましたが症状はかなり緩和されました。あのままだとヒルクライムどころか呼吸するのも辛いほどでした。鼻孔テープの力も借りての参戦で、大きな影響はないはず。
  • 左右脚打撲擦過傷 - ヤビツの帰りでの怪我。実はまだ少し痛いけど、ほぼ完治なので影響はないはず。
  • 左膝痛 - すばるラインの試走で痛めた模様。週3回ペースで整骨院に通ったり、アイシング、ストレッチ、湿布など最善をつくしたけど、治らず。でも着実に回復してきており、痛いながらもダンシングできるレベルまでもっていけた。
  • 腰背中痛 - 原因不明。先週から痛めてしまい、座っても寝ても痛い。こちらも 6-7割は回復できたと思う。バンテリンが効いたのかな。
  • 体重増 - なんとレース2週間前に人生で最も重い体重を記録してしまった。でも前日に -2kg までいったので影響はなし。

試練は沢山あったけど、当初予想していたよりも遥かに良い状態にもっていくことができたので、膝と背中以外はレースに影響はなかったはずです。
今回の作戦は前半頑張り過ぎないことと、緩い斜面で頑張り、比較的きつい斜面ではそれなりに、といったところ。
目標タイムは 1時間20分。最初の 5km を 18分で通過したいと思っていたけど、約 17分で通過。頑張り過ぎない割にはここで1分の貯金ができたことは嬉しい。
ところが、その後着々とその貯金を食いつぶしてしまい、3合目辺りから膝が痛み始める。でもここで終わるわけにはいかない。もう少し温存して残り 5-7km くらいになれば、膝を酷使してもうどうなってもいいぞという走りをしよう。しかし、残り 4km の時点ではまったく貯金なし(もしかすると借金ができたかも)という状態。やばい...
最後の直線のあとのゴール手前の短い上りは乳酸大爆発でもがきまくっていたんですが、気持ちとは裏腹にまったくスピードが出ていなかったかも。きっと凄い形相だったと思います。
ゴール後フラフラでラップボタンを押し忘れたので、自分のタイムはよくわからなかったけど、たぶん1時間20分位だったとはず。携帯電話で速報をみることができたのですが、何せソフトバンクは全然つながらないので、自分のタイムを速報で確認したのは帰宅してからでした。
結果は、1:19:57 でした。ぎりぎり3秒ほどですが一応 20分切り達成です。(^^;;
他の人のタイムと比較すると、まだまだですが取りあえず過去の自分には勝つことができたのが一番良かったことですね。Zipp 303 が助けになったに違いありません。

24km のヒルクライムは辛いけど、ゴールしたところが富士山というのがやはり特別だと思います。雄大な富士山が達成感をより大きくしてくれる気がします。