Continental Competition TU... はめづら過ぎる

チューブラータイヤはずっと Vittoria Corsa Evo CX 28" x 21c を愛用しており、3年ちょっと交換していなかった*1ので、そろそろ交換の時期かなと思い、セールだったので試しに Continental のチューブラーを買ってみました。これほど長持ちしたのは、いかにチューブラータイヤで乗っていなかったという裏返しですね...
GP4000 にしようか Competition にしようかと悩みましたが、結局 Continental Competition TU 28 x 22mm に決めました。

理由はこちらの方が割引率が高くて安かったからw 後で色々調べてわかったのですが、確かにどちらも甲乙つけがたいいいタイヤのようですが、22mmだと GP4000 の方が若干軽いというブログ記事もありました。ゴムの減りは Competition の方が早いようです。
タイヤの表面は GP4000 とかなり違っていてブツブツです。この感じだと GP4000 のような方向性はなさそうなですね。裏面というか貼り付ける側は布で縫い付けられた糸があります。handmade in Germany の品格漂う仕上がりです。

古いタイヤを剥がすとテープのセメントがしっかり残っています。薄いけどしっかりといった感じ。
セメントクリーナーを塗ってからしこしことリムに残ったセメントを取り除いていたのですが、相当手ごわいです。普通にセメントを塗った場合は、(かなり面倒ではあったものの)もう少しすんなり除去できたのですが、前回はテープだったのでどんな感じだろうと思っていたけど、手強過ぎ。もうこのままでいっかー、と気持ちをばっさり切り替えて、新しいタイヤをなじませるためにセメントを付けない状態ではめてみることにしました。
まずはタイヤを引っ張って少し伸ばしてからはめていきます。バルブを入れてから、引っ張りながらずいずいと。あれ?タイヤの長さが全然足りない!思わずサイズ間違えたのかと思って箱やタイヤにプリントされたサイズ表記を確認したが、28" x 22 となっている。どうやらサイズに間違いはなさそうである。
事前の伸ばしが足りないのかなと思って脚で踏んで思いっきり引っ張って伸ばします。その後再度チャレンジ。えええ〜!!! まったく長さが足りん!
どれくらい足りないかというと下の写真くらい足りません。困ったなと思ってペラ紙の説明書を見ると、タイヤを踏んで伸ばしちゃダメよという絵が書いてありました。もう力任せに散々やってしまった (^^;;

タイヤはめるのに格闘すること1時間。一向にはまる気配なし。表記のサイズこそ合ってるけど、実際のサイズが間違えてるんじゃないのかと疑うほど。少しインターネットで調べると、やはり同じようにはめるのに物凄く苦労された方が沢山いるようです。安心したと同時に途方に暮れそうになりました。Twitter で知り合いに聞いたところ、同じContinental でも Sprinter は問題なくはめられたという情報も。同じメーカーでもタイヤによるのか。
疲れ果てたので、7 Bar ほどタイヤに空気を入れて少しでも伸びてくれることを期待して約2日間放置して、再度挑戦です。
休憩しつつ、さらに格闘し続けました。両手両足を駆使して粘り続けることさらに2時間ほど。もう何度もあきらめかけたけど、ついについに私のホイールにタイヤがはまってくれる時がきました!(^O^)/ めっちゃしんど!
この勢いでもう1本のタイヤもトライ。でもやはりそんなに甘くはなく、こちらもやはり1時間くらい格闘の末はまりました。これはまだ仮止めのような状態でセメントは付けていないのです。でもこの状態で 9-10 Bar くらい空気を入れて数日間放置。(実際は1週間放置して今日にいたる)
普通のリムセメントだとタイヤはめている最中にセメントが付きまくるし、乾ききってしまいそうなので、このタイヤは私にはテープじゃないと無理。少しはなじんで伸びてくれていることを祈りつつ、今日セメントでの貼り付けをやってみようかと思います。

*1:約1年毎にはがしてセメント塗り直しはしていました