ハンドル交換 3T Ergonova Team

もともとはゆうきのお薦めで Easton EC90 SLX3 というハンドルバーを $100 で購入する予定だった。だが残念なことに在庫が 46cm しかない... さすがに46cm は無理なので、他のハンドルを色々と調べはじめると 3T のハンドルがなかなか良さそうだと思い始め、実物を握ってみたりした結果、3T Ergonova Team というハンドルにたどり着きました。
別にカーボンである必要はなかったのですが、獄長での取り扱いが Team のラインアップと更にその上の Ltd しかなかったという理由だけでこれになりました。

サイズは C-C 44cm。この44cm はエンド部分の C-C サイズで、ブラケット部分だと約 C-C 42cm です。つまり下半がほんの少しフレアになっているのです。これは下半ダンシングがしやすくて良いです。
リーチが 77mm、ドロップが 123mm とショートリーチハンドルで、今まで愛用していた Deda Super Natural の リーチ 79.9mm、ドロップ 132mm より更に短く浅くなります。気になる重量はカタログスペック 198g に対して実測は203g。さすがはカーボン、驚きの軽さです。Deda Super Natural がカタログスペック 242g、実測 252g だったので、約 50g もの軽量化になりました。
実際に今日乗ってみた印象は、思った通りいい感じです。取り付け角度はほぼ地面と水平にしました。ブラケットもハンドルの延長線上になるようにまっすぐにしています。ステムへの取り付けは最大トルク 5.5Nm と書かれていますが、4Nm で取り付けました。今のところまったく問題なさそうです。ブラケットは私のトルクレンチがうまく入らなかったので適当なトルクです。(^^;
トップのフラット部分はとても握りやすくリラックスできますね。最初、フラット部分がほんの少しこちら側を向いているのが気になりましたが、すぐに慣れて、こちらの方が疲れにくいのかなとも思うようになりました。但し、この辺りはもう少し乗ってみないとわかりませんね。
特徴的な角度のついた肩の部分はこのハンドルの大きな特徴のひとつで、かなり気に入りました。乗っていて楽ちんです。
下ハンはドロップが少ない分、距離が近くなり、長い間下ハンでもいけるかもという気にさせます。絶妙なラウンド形状もとても握りやすく、下ハンダンシングしても、フレアになっていることも手伝い、以前よりは楽になりました。ぐっと押し込むとたわみますが、私程度のパワーだと何ら影響はないでしょう。
トップ部分の裏側にはケーブルをルーティングするための溝があります。ただ、バーテープはロゴが隠れないように巻きたいので、ケーブルをハンドルにしっかり固定できない可能性が高いです。これは現在悩み中...
まだポジションの微調整をするかもと思い、バーテープは巻いていません。
最後に見た目。このデザインはかなり秀逸です。3T のロゴと黒に赤のストライプというグラフィック、美しい光沢で仕上げられたカーボン。いいですなぁ。ステム取り付け部分に "Italian style and design" と書かれており、自信が窺われます。本当にイタリア製のようです。
カーボンによる振動吸収云々は、今のところ感じ取るまでには至りませんでした。ずっとわからないかも知れませんが... (^^;