寒さに耐え切れず Bar Mitts 投入

Bar Mittsの存在は昔から知っていましたが、どうも見た目がママチャリのハンドルカバーを連想させるので効果は期待できるものの購入には踏み切ることができませんでした。
去年の夏からジテツウの距離が往復20kmから一気に往復67kmまで延びて、寒さに耐え切れなくなりました。朝は10kmくらい走ると寒さもましになってくるのですが、夜は走れば走るほど手足が冷たくなってかなり辛いことになってきます。どれくらいの気温かというとだいたい0℃〜-4℃くらいの間が多いですね。0℃だとまだなんとか我慢できるのですが、-3℃くらいになるとかなり辛いです。
そこでついにBar Mitts (M サイズ)購入に踏み切りました。

所有している知人からのコメントだと、別世界だとか暑いくらいだとか、かなり期待していました。Bar Mittsには簡単な取り付け説明書とステッカーが付属しています。取り付けはいたって簡単。素材は5.5m厚のネオプレーン。made in China でケアは手洗いです。手を入れるところは思ったより狭いですね。別にエアロ効果を狙ったような商品ではないでしょうが、空気抵抗が少しでも少ないのはいいことです。Bar Mittsを装着した状態ではBar Mittsの中以外でハンドルバーを持たないことと注意書きがあります。一瞬何故なのかわかりませんでしたが、Bar Mittsの外だとブレーキレバーが握れないので安全のためにということですね。

装着しての初ライド(朝出勤)、さすがにグローブなしとか指切りグローブは恐かったので、DeFeetの軍手グローブで出発したけどさすがに0℃くらいだとそれは無理だった。手が冷たくて我慢できなくなり、途中で SealSkinz Ultra Grip Winter Gloves に変更。これならかなりまし。Bar Mittsがなければこの寒さでこんな薄手のグローブで自転車乗ることは不可能なので、効果は大きい。比較すると私が持っているどんな冬用グローブ(例えば、rapha Deep Winter Glove)よりも温かいです。
実際に氷点下のジテツウで1〜2週間使ってみたインプレッションは、これがあれば-4℃、もしくはもう少し寒くても中のグローブを少し暖かくすれば快適に乗れそうです。逆に、言い換えればグローブなしとか薄手のグローブではBar Mittsをもってしても氷点下ライドは私には無理ということがわかりました。
わかってはいたことですが、デメリットとしてはポジションがブラケット位置に固定されてしまうということ。ドロップハンドルの肩とか上ハン、下ハンなどを持つことはできませんので疲れてきます。入口と中が思ったより狭いので、手信号などの後にさっと手を入れてブレーキという動作には慣れが必要。そして何と言ってもやはり見かけがママチャリのそれを連想されるためかダサい。私は、Bar Mittsのことをカマキリと呼んでいます... :-)