RIDLEY (リドレー) インプレッション サイクルモード 2008

サイクルモードの楽しみの一つが滅多に乗れない最新モデルを試乗できることでしょう。車は買う前に試乗するのが当たり前ですが、自転車はモデル、カラー、サイズと膨大な量があるからなのかも知れませんが、なかなか欲しいモデルが見つかっても試乗できるとは限りませんよね。
私が昨日試乗したのは、LOOK と RIDLEY。
最初に LOOK 586 (コンポはカンパ Record) に乗ったけど、サイズが小さすぎたことと試乗コースが短すぎたせいか思った程の感動は得られず。特に何かが悪いというのではなく、踏み出しが軽いなと言った程度しか私にはわかりませんでした。これでちょっと試乗の意欲が減退してしまった。
次に立ち寄った RIDLEY のブースで試乗者待ちの人が少なかったので、最近少し気になり始めていた RIDLEY を試乗させてもらうことに。聞けば、丁度いましがた人手が一段落して今がチャンスとのこと。気になり始めたとはいっても、それ程 RIDLEY に詳しい訳ではなく、Silence Lotto に供給しているバイクで、HELIUM というモデルがかっこいいといった程度の知識しかなかった。


説明員の方に試乗サイズや特徴などを聞くと、すごく丁寧に説明して頂き、どうやら EXCALIBUR が向いていそうだということになったので、その EXCALIBUR が戻ってくるのをしばし待つことに。
するとすんごく目を引く違うバイクが試乗コースから戻ってきた。今年のブームに乗ったかのようなエアロフォルムの NOAH というモデルでした。たまたまその時 NOAH を待っている人がいなかったので、「こっちを先に試乗させてもらってもいいですか?」と聞いて、EXCALIBUR を待っている間に待ちきれずに NOAH を試乗することに。

あのショートコースでエアロの特性云々を体感できるわけはないけど、やっぱりこの手のバイクに一度乗ってみたかったんです。:-) フレームの軽量化も行きつくところまできた感があるので、こういったエアロ路線が持てはやされているのかも。この手のタイプは超軽量フレームという訳ではなく、その時は重量がどれくらいかというデータも持ち合わせていなかったけど、踏み出しは十分過ぎるぐらい軽快でした。感覚的には、軽量が売りの 586 と比較しても、こちらの方が軽く感じました。コンポは Record だったので、色々と試してみたくて、インナーロー2番目位からフロントをアウターに上げるというちょっと意地悪な変速もしてみたところチェーンを外してしまった。丁度試乗を終える直前だったのでそのまま返してお詫びしておきました。
それから程なくして、いよいよ EXCALIBUR の試乗です。今日試乗した中では一番サイズが大きくて私のものに近い(それでもかなり小さいけど)感じでした。こちらは Dura-Ace 7900 です。
先ほど踏み出しの軽さ程度しかよくわからんと言いましたが、その軽さはこの EXCALIBUR が一番でしたね。価格も他のモデルと比較して低めに抑えられているのもいいですね。7900 の変速性能も実にきびきびしていて、さすがという感じ。ストレスゼロです。この EXCALIBUR を含めて中高級車種はぜひ上りで試したいですね。(もしくはもう少し長い周回)
RIDLEY は 08モデル位からグラフィックがぐっと良くなり、09 モデルもいいですね。私の好きな白をベースにして黒と赤が入っているあの感じが好きなんですよね。本当は HELIUM に乗ってみたかったんだけどなぁ。