スイス旅行 番外編 (スイスで見かけたサイクリスト達)

スイス旅行の番外編として、旅の色々なところで見かけたバイク、サイクリスト、それにまつわる写真などを集めてみました。今回の旅行では残念ながらバイクに乗るチャンスはなかったのですが、アルプスの大自然を前にして乗りたくならない訳がなく、実際に乗っている人たちを見ると本当に羨ましかった。普通にバイクを列車に乗せて移動し、ソロ、仲間、家族でライドを楽しむのが特別なことではなく身近なことで、そういうことを始めるのが家族や周りの環境からするとごく自然なことなんだろうなと思った。ヨーロッパでは自転車というスポーツが強いのも大いに頷けますね。

ロードバイク、TTバイク

ロードバイクはソロや少人数のライドを楽しんでいる人が多かった気がします。ここにはないけど、あのカフカ峠をすぐいスピードで登っていたローディーとか、ソロで九十九折の下りを見事なライン取りで下っていた美しい女性ライダーとか、みんな手足が長くて速そうでしたね。(^^; ウェアはさまざまでしたが、アソス比率が若干高めなのはスイスならでは?TTバイクは1度だけ見かけたけど、それがなんとCervelo P5X でした。




MTB

私が訪れた場所がアルプスの山群という地域の特性に大きく影響しているのだとは思いますが、ロードバイクよりはMTBの方を沢山見かけました。東京辺りだと(当たり前ですが)ロードに比べてMTBを見かけることの方が圧倒的に少ないのでこんなに沢山MTBを見たのは初めてでした。私はMTBのことはまったくわからないのですが、列車やケーブルカーなどにMTBを積んで山の上の方まで行くというのは、スイスではフツーに見られる光景でした。ケーブルカーのように小さめのものは別として、普通の列車だとバイク専用の車両があり、皆さんそこにバイクを乗せてから、自分たちは別の車両の座席に座るという感じです。ああー、なんとも羨ましい。こういう人達はガチな感じから、カップル、子連れのファミリーまでさまざまでした。東京に住んでいると、MTBが活躍する場所は限られているのですが、スイスならMTBにぜひ乗ってみたいなと思わせる魅力がありました。MTBのレンタルバイクも結構ありました。







その他のバイク

スネガからツェルマットへ下るのにキックバイクというバイクのレンタルもありました。これは楽しそうでしたね。:-)


サインなど

MTBバイクコースを示す標識なんてのがあることがそもそも素晴らしくもあり羨ましくもある。日本ももっと自転車の地位が上がるといいなぁ。



スイス旅行その5 (グリンデルワルト〜ユングフラウヨッホ〜チューリッヒ)

6日目 ユングフラウヨッホ

8日間のスイス旅行もいよいよ最終章です。6日目のメインはユングフラウヨッホ。7日目は朝チューリッヒを出発してミュンヘン国際空港に向かうので実質6日目が旅の楽しみとしては最後ですね。
朝ホテルを出発して、徒歩ですぐのグリンデルワルト駅(1034m)から登山列車に乗って33分、クライネシャイデックに到着(2061m)です。ここでユングフラウ鉄道に乗り換えます。氷河特急も確かに素晴らしかったけど、個人的にはこのユングフラウ鉄道からの景色がとにかく感動しました。これ以上の景色を誇る列車の旅が他にあるのだろうかと思わせるほどでした。



ここからアイスメーアー(3160m)を経て、約35分でユングフラウヨッホ駅(3454m)に到着です。ユングフラウ鉄道では乗車記念パスポートがもらえ、なんと日本語版もあります。これはとてもちゃんとした作りのものなので必ずもらうことをお勧めします。パスポートによると、ユングフラウ鉄道が開通したのは 1912年だそうです。
Top of Europe と呼ばれるユングフラウヨッホは標高が3400mを越えているので、さすがに酸素が薄い(地上の65%しかない)です。走らずゆっくり行動を心掛けました。ここにはユングフラウヨッホ トップオブヨーロッパ周遊ツアーがあり、 のガイドサインに従って通路やトンネルを進んで行けば迷うことはないので助かります。とても綺麗な建物と展示がされており、景色以外でも楽しませてくれます。例えば、360°のパノラマシアター、アイス・パレス、レストラン、お土産屋さん、スノーパークなどです。アイス・パレスにはウイスキー樽があり、ここでできたウイスキー売店で買えるそうです。うーむ、よく冷えていそうなので氷は不要ですね (^^)


そしてハイライトはもちろんスフィンクス展望台(3571m!)です。この展望台に上がれば、一面銀世界が広がり明峰メンヒ・ユングフラウアレッチ氷河などパノラマ絶景が迎えてくれます。ホントにすごい!今回の旅行で標高の高いところにはたくさん行きましたが、雪の上をざくざくと歩いたのはそう言えばここが初めてでしたね。過酷で厳しい氷河は、それ自身が放つ美しさで深い感動を与えてくれます。登山家でも登るのが大変なところに、へなちょこな私でも来れるように100年以上も前に鉄道を作ってくれたスイスの方々に感謝したいです。


ユングフラウヨッホからクライネシャイデックまで戻って昼食をとってから再び高原列車に乗って反対方向へ下ります。その後はバスでチューリッヒまで約180km (2.5時間) の旅です。チューリッヒまで来ると、さすがに街の景色ががらっと変わり都会的な感じになりますね。今回のスイス旅行ではアルプスを満喫するという意味では要所はかなり訪れることができたとは思いますが、あの感動を味わうためにまたいつか訪れてみたいなと思いました。トレッキングやマウンテンバイクなどのアクティビティをもっと取り入れると更に楽しくなるだろうけど、そうなるとあまり歳を取ってからだと厳しいですかね。(^^; ドイツ語もイタリア語もフランス語もできませんが、想像以上に英語が通じるのでなんとかなるもんだということもわかりました。
旅が終わってから2か月弱かかってしまったけど、これで一応旅行記っぽいものはお終い。でもバイクに焦点と合わせた番外編を近いうちにポストしようと思います。

スイス旅行その4 (ツェルマット〜シャモニー/エギーュ・デュ・ミディ〜グリンデルワルト)

5日目 ツェルマット〜シャモニー/エギーュ・デュ・ミディ〜グリンデルワルト

(1か月以上前のことなので記憶を振り絞って書いてみました。なので内容が薄い...)
ツェルマット2回目の朝。朝焼けのマッターホルンを見ることができる最後のチャンスです。昨日はてっぺんが雲に覆われていたので残念でしたのが今日はぜひ!と祈る気持ちで5時過ぎに起床。ホテルのカーテンを開けてすぐさまバルコニーに出てマッターホルンの様子をチェック。おおおおぉぉぉー、今日は雲一つない!マッターホルンのてっぺんもしっかりと見えてます。これは朝焼けのマッターホルンを拝めるかもと期待が膨らみます。日の出が6:00〜6:15頃なので、身支度をして昨日の朝と同じ橋の鑑賞ポイントに向かいます。到着したときもまだ雲はありません。それから辛抱強く待っていると、少しずつてっぺんの方が朝日に照らされて赤くなってきました。そして、その赤い部分はゆっくりゆっくりと下の方に伸びていきます。こんなに美しくも神秘的な朝焼けの山はみたことがありません。ラストチャンスに無事最高の朝焼けのマッターホルンを見ることができました!


朝食後は電車でテーシュに行き、そこからはバスでフランスのシャモニーへと向かいます。シャモニーまでは143km、3時間弱です。昼食はレストラン L'Impossible にて。その後、エギーュ・デュ・ミディ展望台へ行きます。天気が良ければ、ヨーロッパアルプス最高峰モンブラン(4,807m)が鑑賞できるということでテンション上がります。シャモニーのロープウェイ乗り場に着いた頃は快晴で暑いくらいでした。そしてさすが有名な観光地だけあって、今までになく人が多い。ロープウェイに乗れるまで1時間はゆうに待ったと思います。
シャモニーの標高が1,037m、そこから1つ目のロープウェイでプラン・ドゥレギュイ(2,317m)に到着。2つ目のロープウェイに乗り換えて、塔状氷塊や氷河の上を通り10分でエギーュ・デュ・ミディ駅(3,777m)に到着。さらにその上に移動すると3,842mというから驚きですね。


自分は大丈夫だと思っていたけど、さすがに高地だけあって酸素不足をかなり感じ少しくらくらしました。そんなときはゆっくりと歩く、ひどいときはその場で座り込むという教えを守ってゆっくり歩くことを心掛けました。シャモニーにいるときは快晴だったのに、上に登るにしたがって天候が変化し、みるみると雲に覆われてしまいました。風と雲の動きを注視し粘り強く待っていると少しの間だけ一部雲がなくなる瞬間があったのはよかったです。本格的な登山家みたいな人達も沢山おり、壁のような断崖絶壁を登っていました。凄すぎます...



降りるときもロープウェイ乗り場は大混雑。展望台からはモンブランを拝むことを楽しみにしていましたが、雲に覆われてしまい叶わず。仕方がないのでシャモニー売店モンブランのTシャツ購入w
シャモニーからは再びバスでグリンデルワルトに移動です。距離は約250km、約4時間。グリンデルワルトに到着すると既に9時。夕食はチーズフォンデュ、オイルフォンデュでした。グリンデルワルト泊で旅もそろそろ終わりに近づいてきました。

スイス旅行その3 (ツェルマット、ゴルナーグラート、ロートホルン)

4日目 ツェルマット

(1か月以上前のことなので記憶を振り絞って書いてみました。なので内容が薄い...)
お天気が良ければ朝焼けのマッターホルンが見れるということで、朝起きてカーテンを開けるときはドキドキでした。日の出は6時過ぎだったの、ツェルマットの町からの鑑賞ポイントまで徒歩10分、川沿いの橋の上に到着すると結構たくさんいましたね。残念ながらトップを覆った雲は日の出後も消えることはありませんでした。明日の朝に期待しよう。

ツェルマットはそれほど大きな町ではありませんが、建物もいかにもスイスらしくてお店も多くて素敵なリゾート地ですね。治安もいいです。

朝食を7:30に済ませて、徒歩5分でツェルマット登山列車の駅に行きます。ここから登山列車に乗り約40分、ゴルナグラート駅(3,130m)に到着。ゴルナグラート展望台(3,136m)では、スイス最高峰のモンテローザをはじめ、標高4,000mを超える峰々がそびえ立ち、すぐ下にはゴルナー氷河の姿を360度の大パノラマで眺めることができます。クルムホテル ゴルナーグラートにあるここのレストランには行きませんでしたが、4000m級の山群を眺めながらテラス席で食事ができるなんてすばらしいですね。




ダイナミックな景観を味わった後は、列車で一駅下ったローテンボーデン駅(2,815m)で途中下車して、そこからマッターホルンを眺めながらリッフェルベルク駅までのゆったりとした下りのハイキング(約90分)です。ところどころゴツゴツした岩があるものの普通のスニーカーでも何とかなる程度のトレッキングでした。午前中で天気が良くてかつ風がなければリッフェル湖に写る逆さマッターホルンが見られるとのことでしたが、今日は晴れ間は見られるものの、マッターホルンのトップには残念ながら常に雲がかかっていました。ただ、湖に近づいたとき一瞬、おそらく10秒程度、無風状態になり、湖の波が消えてうっすらとマッターホルンが湖に写りました!理想の姿とはかなり違いますが、マッターホルンすらまったく見えない日もあるというので、それに比べればはるかにマシと言えますね。そのときは奇跡が起きたとさえ思いましたw 森林限界で高い木々がまったくないので、景観がとても素晴らしくそこに立っているだけで嬉しくなるほどです。これでもまだ控えめな表現です。こんなトレッキングなら趣味にしたいなぁ。


リッフェルベルク駅に隣接したホテル&レストランで絶景を眺めながらランチにしました。ビールもソーセージも、そして空気もうまい!


ゴルナグラート登山列車で一旦ツェルマットまで下ってから、午後はスネガ方面に行きます。ツェルマットからスネガ(2,288m)まではケーブルカー、そこからロートホルン(3,103m)まではロープウェイとゴンドラを乗り継いで行きます。

マッターホルンからは少し離れるのでどうかなとは思いましたが、こちらの展望台からもまた4,000m級の山群を眺めることができパノラマ絶景でした。草原に座ってぼーっとしていると、何もかも忘れて人生捨てたもんじゃないなんて思ったほどです。ツェルマットはかなり好きになりました。下りはキックスターターバイクやマウンテンバイクで下りを楽しむ人も多くて楽しそうでしたね。一度やってみたい!


ツェルマットの町にはまだネズミ返しの小屋と 呼ばれる建物が残っていてます。見る価値ありなので訪れた際にはぜひ立ち寄ってみるとよいでしょう。倉庫の上に柱と石で小屋を乗せた感じのもので、よく倒れたりずれたりしないもんだなと感心。地震の多い日本では難しいかも。

スイス旅行その2 (サンモリッツ〜アンデルマット〜サースフェー〜ツェルマット)

3日目 サンモリッツ〜アンデルマット〜サースフェー〜ツェルマット

朝はとても良い天気でサンモリッツ湖のリフレクションもとても綺麗でした。

今日は列車の中でも目玉とも言える氷河特急に乗ります。サンモリッツ10:02発、アンデルマット14:50着で所要時間4時間48分。約180kmで高低差は約1450m程だと思います。列車の中はこんな感じでお見合い席で間に食事をするためのテーブルがあります。

車両は大型のパノラマ窓になっているので美しい景色も存分に楽しめます。この窓は開かないのですが、自由席の車両の窓は上半分ほど下げることができたので、ここで何枚か写真を撮りました。写真左側が有名なランドバッサー橋です。かなり長い時間乗っていたのですが、牧歌的な山々、人里離れた谷間、険しい岸壁、スイスのグランドキャニオンと言われる深いライン峡谷などを通過するので到着してしまえばあっという間でしたね。景色を見るのに忙しくて寝る暇もありませんw

昼食は、前菜、メイン、デザートを順番に出来立てが座席まで運ばれてくる本格的なもの。飛行機のエコノミー機内食とはかなり違いますねw
アンデルマットからはバスに乗り換えます。アンデルマット〜サースフェーは115km。途中ツール・ド・スイスにも登場するフルカ峠を通ります。個人的にはこれは感動ポイント。美しい九十九折の峠道をハイテンポで上っているローディーが結構いましたね〜。みんな速そうに見えるし、実際速いと思う。 :-D
サースフェーという街に到着して街中を散策。ここは車の乗り入れ禁止の町で*1、冬はスキー、夏は登山客で賑わうこじんまりとしたかわいらしい街でした。ワールドカップ日本代表が合宿地として利用したこともあるそうです。

サースフェー〜テーシュは40km、テーシュで電車に乗って(約12分)ツェルマットに行きます。いよいよツェルマットです!ホテルに着いたのは20時過ぎだったでしょうか。部屋は最上階で通称ハイジ部屋と呼ばれる天井が斜めの部屋でした。屋根裏部屋っぽくて個人的には嫌いじゃないです。(^^) また、部屋の窓からマッターホルンが見えたので一気にテンションが上がりました!

*1:電気自動車のみ許可されている

スイス旅行その1 (ミュンヘン〜バートラガーツ〜ディアボレッツア〜サンモリッツ)

永年勤続休暇と夏季休暇を使ってかねてから一度訪れてみたいと思っていたスイスに7月31日から8日間の旅行に行ってきました。今回はベルニナ線や氷河特急などの列車やバスでアルプスの名峰をめぐる旅です。

1日目 ミュンヘン〜バートラガーツ

わたし自身初めてのヨーロッパ旅行なのでスイスフランもユーロ紙幣も初めて持ちました。1日目は羽田からルフトハンザ航空でミュンヘンに向かいます。ミュンヘンの空港からはすぐにバスでスイスに向かったのでどこにも寄っていません。バスに乗ること約4時間、284km移動してバートラガーツという小さな街に到着。バートラガーツはアルプスの少女ハイジの舞台になった街マイエンフェルトの隣り街ですね。
ホテルの部屋に着いた時点で既に23時ごろだったのでその日は寝るだけでした。でもほぼ1時間おきに目が覚めてほとんど寝れず… 時差ボケかワクワクし過ぎて寝れなかったのかは不明w

2日目 バートラガーツ〜ディアボレッツア〜サンモリッツ

ホテルの朝食は今回泊まったどこのホテルも基本的にはビュッフェ形式でしたが、私の大好きなミューズリーが必ずあって、ソーセージやハム、そしてもちろんチーズも充実していたのでどこもおいしかったです。
2日目の最初の目的地はディアボレッツア。バートラガーツからバスで120km、約2時間20分の移動です。
ディアヴォレッツァの麓からはロープウェイに10分程乗ってディアボレッツア展望台(2984m)に行きます。
展望台からはピッツ・パリュー(3900m)、ヴェラヴィスタ(3922m)、ピッツ・ベルニナ(4099m)などの雄大な山々と広大な氷河が迫力満点です。

展望台のレストラン Berggashthaus Diavolezza で昼食を取ります。このレストランもそうでしたが、他のレストランのウエイターの方は片言の日本語を話す人が割といましたね。一番多かった日本語は日本語は「あちち、あちち」(笑)
今回は行きませんでしたがこの約3000mの地点にジャグジーもあるそうです。
昼食後は、ロープウェイで麓に降り、ディアボレッツア駅からベルニナ線に乗車します。列車の旅は今回の旅行の醍醐味の1つでもありますね。私は鉄ちゃんではないけど列車はどれも楽しかったなぁ。13:24発で目的地のサンモリッツ駅は14:11着です。

サンモリッツは過去に2度冬季オリンピックが開催されたらしく、アルプスの南側に位置する高地リゾートです。こぢんまりした街ですが、高級リゾートらしく確かに駅から10分ほどのドルフ地区には高級ブランドのお店も沢山ありました。しかも建物がどれも美しい。

スイスではKioskみたいなものはあるけどコンビニは見かけませんでした。スーパー co-op はちらほら見かけました。どうやらスイスにあるスーパーは2種類あるらしくそのうちのひとつが co-op のようです。ちゃっかりお洒落なco-op のエコバッグ買いました。(^^)
サンモリッツ湖(1768m)がとてもきれいで、この日はたまたまスイスの建国記念日だったのでお祭りが行われており、21時頃からは打ち上げ花火も上がりました。これは部屋から見えたのでラッキーでしたね。ただ、この花火はだらだらと長く、結局0時過ぎまで続いていたのでなかなか寝付けませんでしたが… そして連日寝不足が続きます。(^^;;

今年の Mt.富士ヒルクライムは...

2週間前になりますが、今年もMt.富士ヒルクライムに出場してきました。
初めて出場したのが2008年で、そのときは1時間22分台でした。私の記憶が正しければその後やむなく参加を断念した時を除けば毎年出場したと思うので、今回で8回目の出場となります。今年の結果を先に書いてしまうと、初めて出場した時のタイムより遅く、自己ベストには遥かに及ばない残念な結果に終わってしまいました.. もう年齢的にも体力的にも自己ベスト更新は難しくなってきているのかも知れません。。
半年前に左鎖骨骨折で3か月間自転車に乗れず、その後もリハビリ、5月は出張その他でまったく練習できない期間があり、久しぶりに乗ったのが佐渡ロングライド210kmでそのときに右膝を痛めてしまった等々、タイムが伸びない言い訳には事欠かない今回の大会でしたが、結局のところ練習不足と加齢、この2点が最大の要因ですな。
まずはいつものように前日エントリーを完了して、色々なお店をぶらぶらと見学。ステージでは日向涼子さんなどがトークをしており、彼女はレース会場でも何度かお見かけしたけど、モデルだけあって長身でスタイルが良いのでひときわ目立っていましたね〜。お店は特に買うものもないだろうと思っていたら、CinelliのNAHBSキャップを発見。限定物っぽいものに滅法弱いので思わず衝動買w。ソックス、キャップ、ボトルの3種はついつい買ってしまうので増えすぎて困る。そろそろ何とかしなければ...

前日の夕食はみんなで定番のほうとう。やはりこれに限る。

レース当日は早朝に起床して、ホテルからスタート会場に向かいます。今回は自転車部のメンバー7名で参加。いつもならレースの反省を込めて当日の走りについて書くのですが、まあ結果もあれなんで今回は本大会の運営について少しだけコメントを書きたいと思います。
ファンライドというか株式会社アールビーズの方々もこの日本最大級の大規模な大会を運営するにあたって並々ならぬ努力と準備をされてきたこととは思いますが、結果は少し残念な感じだったと言わざるを得ないと感じました。
スタート会場に向かう周辺道路の大渋滞。十分に余裕を持ってホテルを出発したけど、スバルラインのかなり手前から渋滞で動かない状態が頻繁にありました。殆どの人はきちんと並んでいたけど、それを横目に道の真ん中をかっ飛ばし、何百人も追い越していくマナー知らずの輩も多数。ようやく到着すると今度は荷物預かり所の大混乱。係りの人も半分キレ気味。出走待機位置に自転車を置いてからスタートまでは1時間以上。今までであればアップがてら周辺の道を走りに行くのですが、今年は行ったら戻って来れないのではという不安からアップなしとせざるを得ませんでした。そして、理由は不明ですが、途中で出走待機位置の土壇場での変更。そのときにそこにいなかった人は自転車だけが取り残されていました... スタートしてから計測地点までも、完全に停止しそうなほどの渋滞。絹代さんも「すぐに止まるのでクリートははめない方がよいかも知れません」とアナウンスしていました。まさにカオス。何人か会った知り合いも、見知らぬ人との会話の中でも「今年は酷いねー。ありえねー。今までで最悪だよ」という言葉ばかりでした。
私は第5ウェーブだったので、まだましな方でしたが、五合目の大混雑、下山の際の渋滞も後になればなるほどひどい状態のようでした。今回ほどダウンヒルがずーっとブレーキかけっぱなしで疲れてつまらない年はありませんでした。
今年は参加選手が 10,000人以上で、北麓公園の競技場が工事中だったこともありただでさえ場所がせまかった。ただし、競技場が工事中とは無関係の五合目も大混雑で、スタッフが「荷物を受け取ったら速やかに下山してください!ここは休憩所ではありません!速やかに下山してください!」と連呼していた。確かに人が多いので理解はできる。しかし、我々は頑張って日本一の山「富士山」五合目まで登ったのに、富士山をゆっくり眺めることも友人と検討を称えあうことことも許されないのか。そんなことならばこの大会でなくてローラーでも構わないのではないかと思ってしまいました。やはり去年より 2,000人も増やしたことが最大の要因ではないのだろうか。
とにかく人が多過ぎて、混雑、人混み、渋滞だらけで、都会の通勤ラッシュさながらにいや〜な疲れでした。私だけが感じたことではないのは、RUNNETの大会レポート&評価での皆さんの☆の数や数々のコメントを見ると生々しく様子が見えてきます。
https://runnet.jp/report/raceRatingComplete.do?raceId=147413
五合目の荷物の受け渡しやうどんをふるまってくれた地元の方々の対応はとてもスピーディーで素晴らしかったことは付け加えておきたい。
でも、今までずっと参加していたが、来年もこんな感じになりそうなのであればもう参加はしないかもしれません...