スイス旅行その3 (ツェルマット、ゴルナーグラート、ロートホルン)

4日目 ツェルマット

(1か月以上前のことなので記憶を振り絞って書いてみました。なので内容が薄い...)
お天気が良ければ朝焼けのマッターホルンが見れるということで、朝起きてカーテンを開けるときはドキドキでした。日の出は6時過ぎだったの、ツェルマットの町からの鑑賞ポイントまで徒歩10分、川沿いの橋の上に到着すると結構たくさんいましたね。残念ながらトップを覆った雲は日の出後も消えることはありませんでした。明日の朝に期待しよう。

ツェルマットはそれほど大きな町ではありませんが、建物もいかにもスイスらしくてお店も多くて素敵なリゾート地ですね。治安もいいです。

朝食を7:30に済ませて、徒歩5分でツェルマット登山列車の駅に行きます。ここから登山列車に乗り約40分、ゴルナグラート駅(3,130m)に到着。ゴルナグラート展望台(3,136m)では、スイス最高峰のモンテローザをはじめ、標高4,000mを超える峰々がそびえ立ち、すぐ下にはゴルナー氷河の姿を360度の大パノラマで眺めることができます。クルムホテル ゴルナーグラートにあるここのレストランには行きませんでしたが、4000m級の山群を眺めながらテラス席で食事ができるなんてすばらしいですね。




ダイナミックな景観を味わった後は、列車で一駅下ったローテンボーデン駅(2,815m)で途中下車して、そこからマッターホルンを眺めながらリッフェルベルク駅までのゆったりとした下りのハイキング(約90分)です。ところどころゴツゴツした岩があるものの普通のスニーカーでも何とかなる程度のトレッキングでした。午前中で天気が良くてかつ風がなければリッフェル湖に写る逆さマッターホルンが見られるとのことでしたが、今日は晴れ間は見られるものの、マッターホルンのトップには残念ながら常に雲がかかっていました。ただ、湖に近づいたとき一瞬、おそらく10秒程度、無風状態になり、湖の波が消えてうっすらとマッターホルンが湖に写りました!理想の姿とはかなり違いますが、マッターホルンすらまったく見えない日もあるというので、それに比べればはるかにマシと言えますね。そのときは奇跡が起きたとさえ思いましたw 森林限界で高い木々がまったくないので、景観がとても素晴らしくそこに立っているだけで嬉しくなるほどです。これでもまだ控えめな表現です。こんなトレッキングなら趣味にしたいなぁ。


リッフェルベルク駅に隣接したホテル&レストランで絶景を眺めながらランチにしました。ビールもソーセージも、そして空気もうまい!


ゴルナグラート登山列車で一旦ツェルマットまで下ってから、午後はスネガ方面に行きます。ツェルマットからスネガ(2,288m)まではケーブルカー、そこからロートホルン(3,103m)まではロープウェイとゴンドラを乗り継いで行きます。

マッターホルンからは少し離れるのでどうかなとは思いましたが、こちらの展望台からもまた4,000m級の山群を眺めることができパノラマ絶景でした。草原に座ってぼーっとしていると、何もかも忘れて人生捨てたもんじゃないなんて思ったほどです。ツェルマットはかなり好きになりました。下りはキックスターターバイクやマウンテンバイクで下りを楽しむ人も多くて楽しそうでしたね。一度やってみたい!


ツェルマットの町にはまだネズミ返しの小屋と 呼ばれる建物が残っていてます。見る価値ありなので訪れた際にはぜひ立ち寄ってみるとよいでしょう。倉庫の上に柱と石で小屋を乗せた感じのもので、よく倒れたりずれたりしないもんだなと感心。地震の多い日本では難しいかも。