6日目 ユングフラウヨッホ
8日間のスイス旅行もいよいよ最終章です。6日目のメインはユングフラウヨッホ。7日目は朝チューリッヒを出発してミュンヘン国際空港に向かうので実質6日目が旅の楽しみとしては最後ですね。
朝ホテルを出発して、徒歩ですぐのグリンデルワルト駅(1034m)から登山列車に乗って33分、クライネシャイデックに到着(2061m)です。ここでユングフラウ鉄道に乗り換えます。氷河特急も確かに素晴らしかったけど、個人的にはこのユングフラウ鉄道からの景色がとにかく感動しました。これ以上の景色を誇る列車の旅が他にあるのだろうかと思わせるほどでした。
ここからアイスメーアー(3160m)を経て、約35分でユングフラウヨッホ駅(3454m)に到着です。ユングフラウ鉄道では乗車記念パスポートがもらえ、なんと日本語版もあります。これはとてもちゃんとした作りのものなので必ずもらうことをお勧めします。パスポートによると、ユングフラウ鉄道が開通したのは 1912年だそうです。
Top of Europe と呼ばれるユングフラウヨッホは標高が3400mを越えているので、さすがに酸素が薄い(地上の65%しかない)です。走らずゆっくり行動を心掛けました。ここにはユングフラウヨッホ トップオブヨーロッパ周遊ツアーがあり、
そしてハイライトはもちろんスフィンクス展望台(3571m!)です。この展望台に上がれば、一面銀世界が広がり明峰メンヒ・ユングフラウやアレッチ氷河などパノラマ絶景が迎えてくれます。ホントにすごい!今回の旅行で標高の高いところにはたくさん行きましたが、雪の上をざくざくと歩いたのはそう言えばここが初めてでしたね。過酷で厳しい氷河は、それ自身が放つ美しさで深い感動を与えてくれます。登山家でも登るのが大変なところに、へなちょこな私でも来れるように100年以上も前に鉄道を作ってくれたスイスの方々に感謝したいです。
ユングフラウヨッホからクライネシャイデックまで戻って昼食をとってから再び高原列車に乗って反対方向へ下ります。その後はバスでチューリッヒまで約180km (2.5時間) の旅です。チューリッヒまで来ると、さすがに街の景色ががらっと変わり都会的な感じになりますね。今回のスイス旅行ではアルプスを満喫するという意味では要所はかなり訪れることができたとは思いますが、あの感動を味わうためにまたいつか訪れてみたいなと思いました。トレッキングやマウンテンバイクなどのアクティビティをもっと取り入れると更に楽しくなるだろうけど、そうなるとあまり歳を取ってからだと厳しいですかね。(^^; ドイツ語もイタリア語もフランス語もできませんが、想像以上に英語が通じるのでなんとかなるもんだということもわかりました。
旅が終わってから2か月弱かかってしまったけど、これで一応旅行記っぽいものはお終い。でもバイクに焦点と合わせた番外編を近いうちにポストしようと思います。