今年の Mt.富士ヒルクライムは...

2週間前になりますが、今年もMt.富士ヒルクライムに出場してきました。
初めて出場したのが2008年で、そのときは1時間22分台でした。私の記憶が正しければその後やむなく参加を断念した時を除けば毎年出場したと思うので、今回で8回目の出場となります。今年の結果を先に書いてしまうと、初めて出場した時のタイムより遅く、自己ベストには遥かに及ばない残念な結果に終わってしまいました.. もう年齢的にも体力的にも自己ベスト更新は難しくなってきているのかも知れません。。
半年前に左鎖骨骨折で3か月間自転車に乗れず、その後もリハビリ、5月は出張その他でまったく練習できない期間があり、久しぶりに乗ったのが佐渡ロングライド210kmでそのときに右膝を痛めてしまった等々、タイムが伸びない言い訳には事欠かない今回の大会でしたが、結局のところ練習不足と加齢、この2点が最大の要因ですな。
まずはいつものように前日エントリーを完了して、色々なお店をぶらぶらと見学。ステージでは日向涼子さんなどがトークをしており、彼女はレース会場でも何度かお見かけしたけど、モデルだけあって長身でスタイルが良いのでひときわ目立っていましたね〜。お店は特に買うものもないだろうと思っていたら、CinelliのNAHBSキャップを発見。限定物っぽいものに滅法弱いので思わず衝動買w。ソックス、キャップ、ボトルの3種はついつい買ってしまうので増えすぎて困る。そろそろ何とかしなければ...

前日の夕食はみんなで定番のほうとう。やはりこれに限る。

レース当日は早朝に起床して、ホテルからスタート会場に向かいます。今回は自転車部のメンバー7名で参加。いつもならレースの反省を込めて当日の走りについて書くのですが、まあ結果もあれなんで今回は本大会の運営について少しだけコメントを書きたいと思います。
ファンライドというか株式会社アールビーズの方々もこの日本最大級の大規模な大会を運営するにあたって並々ならぬ努力と準備をされてきたこととは思いますが、結果は少し残念な感じだったと言わざるを得ないと感じました。
スタート会場に向かう周辺道路の大渋滞。十分に余裕を持ってホテルを出発したけど、スバルラインのかなり手前から渋滞で動かない状態が頻繁にありました。殆どの人はきちんと並んでいたけど、それを横目に道の真ん中をかっ飛ばし、何百人も追い越していくマナー知らずの輩も多数。ようやく到着すると今度は荷物預かり所の大混乱。係りの人も半分キレ気味。出走待機位置に自転車を置いてからスタートまでは1時間以上。今までであればアップがてら周辺の道を走りに行くのですが、今年は行ったら戻って来れないのではという不安からアップなしとせざるを得ませんでした。そして、理由は不明ですが、途中で出走待機位置の土壇場での変更。そのときにそこにいなかった人は自転車だけが取り残されていました... スタートしてから計測地点までも、完全に停止しそうなほどの渋滞。絹代さんも「すぐに止まるのでクリートははめない方がよいかも知れません」とアナウンスしていました。まさにカオス。何人か会った知り合いも、見知らぬ人との会話の中でも「今年は酷いねー。ありえねー。今までで最悪だよ」という言葉ばかりでした。
私は第5ウェーブだったので、まだましな方でしたが、五合目の大混雑、下山の際の渋滞も後になればなるほどひどい状態のようでした。今回ほどダウンヒルがずーっとブレーキかけっぱなしで疲れてつまらない年はありませんでした。
今年は参加選手が 10,000人以上で、北麓公園の競技場が工事中だったこともありただでさえ場所がせまかった。ただし、競技場が工事中とは無関係の五合目も大混雑で、スタッフが「荷物を受け取ったら速やかに下山してください!ここは休憩所ではありません!速やかに下山してください!」と連呼していた。確かに人が多いので理解はできる。しかし、我々は頑張って日本一の山「富士山」五合目まで登ったのに、富士山をゆっくり眺めることも友人と検討を称えあうことことも許されないのか。そんなことならばこの大会でなくてローラーでも構わないのではないかと思ってしまいました。やはり去年より 2,000人も増やしたことが最大の要因ではないのだろうか。
とにかく人が多過ぎて、混雑、人混み、渋滞だらけで、都会の通勤ラッシュさながらにいや〜な疲れでした。私だけが感じたことではないのは、RUNNETの大会レポート&評価での皆さんの☆の数や数々のコメントを見ると生々しく様子が見えてきます。
https://runnet.jp/report/raceRatingComplete.do?raceId=147413
五合目の荷物の受け渡しやうどんをふるまってくれた地元の方々の対応はとてもスピーディーで素晴らしかったことは付け加えておきたい。
でも、今までずっと参加していたが、来年もこんな感じになりそうなのであればもう参加はしないかもしれません...