久しぶりの大阪、京都

1ヶ月以上経ってしまったので書く意味も薄れてしまったけど、記録としてさらりと残しておくことにしました。

3月30日

桜が綺麗だろうということで万博記念公園に行ってきました。桜もそうなんですが、お目当てはやはり岡本太郎の名作「太陽の塔」。車で近くを走ったりして時々はみかけてはいるものの、近くまで行って眺めたのはもしかすると70年代以来かもしれません。そうやって考えると今でもまったく古めかしさを感じさせない太陽の塔はまさに芸術ですね。太陽の塔の内部公開の話は浮かんでは消え(延期され)、結局今回のタイミングでも実現できず。


3月31日

大阪市中央公会堂。大正時代に建設されたネオルネッサンス様式の有名な建造物で中の島のランドマークのひとつですね。国指定重要文化財に指定されているだけあって重厚感があり、とても素敵です。ここを最後に訪れたのはいつだか覚えていないほど昔です。まだ若かりし頃であったのは間違いないw

そしてそのお隣の大阪府中之島図書館。建物が重要文化財に指定されているというだけあってこちらも重厚感あふれる立派な建物。今回はまだ開館していなかったので外見だけでしたが、中は補修が必要なレベルというのをどこかで読みました...

御堂筋線天王寺まで南下して次の目的地はあべのハルカス天王寺駅は、毎日のように通勤で使っていたので目をつぶっていても歩けると思っていたけど、天王寺駅に降りたのも大阪に住んでいたとき以来なので、まったくわかりませんでした。変わってしまったのか自分の記憶が薄れているのかすらわからないレベルw オープン時刻を狙っていったためか入口はまだガラガラ。スカイツリーだとこうはいくまい。大阪はいいね。あべのハルカスの目的はもちろん地上300mの展望台ハルカス300です。360度の景色が見渡せるのは期待通りの素晴らしさ。それほど混んでいないところがさらに良い。

展望台から景色を眺めてる老夫婦の会話:
夫「あれが近鉄やな。うー、あれがハルカスちゃうか?」
妻「ここがハルカスやで。」


絶景を満喫した後は、阪和線でさらに南下して堺の百舌鳥駅まで行きます。次なる目的地は仁徳天皇陵ではなく、自転車博物館サイクルセンターです。入場料は200円。自転車と言えばシマノシマノと言えば堺なんですが、シマノ本社や工場は見学できるという話は聞いたことがないので、こちらを訪れることに。駅から徒歩5分程度、仁徳天皇陵の敷地を右手に見ながら歩いていくと大仙公園の端にある図書館の隣にあります。外観は思ったよりも地味です。過度な期待を抱いてはいけませんが、自転車好きならばそれなりに満足できると思います。3フロアにクラシカルな自転車から割と最近のものまで沢山展示されています。数十年前のシマノやカンパのコンポーネントが沢山展示してあるともっとわくわくしたのでしょうが、その手の類は少ないです。ちなみに平日の昼間ということもあって途中からフロア内は貸し切り状態で、写真撮影禁止とかせこいことも言われないので写真撮りまくりでした :-) 実は昔ここから電車で10分ほどのところに住んでいたんですが、そのころは自転車に興味がまったくなかったのでこの博物館どころかシマノの存在もよく知りませんでした。

4月1日

友人がやっている八尾のイタリアンレストラン パッサーレでランチ。お世辞抜きに美味しいので近隣の方はぜひ行ってみてください。

4月2日

東京に戻る前に少しだけ京都に立ち寄りました。
まずは嵐山の天龍寺。今回は車ではなく電車移動だったのですが、桜のシーズンということもり観光客の多さにげんなりしました。いいことなんだけど、年々外国人観光客の割合が増えているような気がします。日本にいながらにして異国気分を味わえます。
天龍寺は曹源池を囲む美しい庭園と法堂天井の雲龍図が目玉です。各地の桜並木も美しいですが、ここの枝垂桜を中心とした数々の桜は枝っぷりとコケに至るまで手入れの行き届いた感じがひしひしと伝わってくる、格調高い桜という印象です。でも人が多すぎるのでいい写真を撮りたいのであれば早朝を狙うしかなさそうです。雲龍図は直径9メートルの円相の中に描かれており、「八方睨み」として有名です。ここの住職さんが説明してくれるのですが、トークのうまさはもはや芸人レベル。鶴瓶かと思いましたw

八方睨み:
どこから見ても、見る人の方をにらんでいること、龍の顔全体を見ながら円に沿って道内を歩いて回ると、ずっと龍に睨まれているように見えます。



そして最後は伏見稲荷大社。足腰が丈夫なうちに行っておかないとということで行ってまいりました。自転車で坂を上るときはいいんだけど、歩いて階段を上るのはすぐに息が上がってしまう。いや〜、ここも人が多くて、楽しいけど、カメラとレンズを持ち歩いて一日中歩いていたので疲れました。