伊豆大島合宿 2016 備忘録

今年も復興補助をフル活用して3/19〜3/21のスケジュールで伊豆大島にて合宿してきました。
前日までの天気予報が土曜日も日曜日も雨だったので、今年は宴会しに行くだけかな〜と出発からテンション上がらず。案の定 19日は横殴りの雨で暴風雨。お昼を食べた後宿でまったりしていると、なんと雨が止みました。路面はまだウェットだけど気持ちを入れ替えて出発。ウェアは半袖ジャージにアームウォーマー、ビブショーツ。気温は12〜15℃くらい。まずは反時計回りでなるべくみんなと揃って島一周。大島公園から元町港辺りは自分のペースで。
宿は今回も交楽荘。トイレが狭いのが難点だが食事は相変わらず素晴らしいです。洗濯機は全自動洗濯機が空いていれば100円で利用可。
2日目は、まずは三原山ヒルクライム。登り始めの最初の3km辺りはペースを抑え気味で走っていたけど、せっかく来たのだから追い込まなきゃと考え直して後半は当社比休まずに走りました。ラストの平坦区間は40km/hオーバーで仮想富士ヒルクライム気分になれました。昨年ほどではなかったもののやはり山頂はかなり寒くて下りももう1枚欲しくなりましたね。

その後は下りの途中で分岐して大島公園方面へ。ランチは昨年同様に波浮港見晴台にあるみはらし休憩所で岩のりラーメン大盛り。捕鯨のおっちゃんも健在でした。
今度は時計回りでぐるっと一周した後は各自好きなルートへ。私は野増で見かけた激坂方面へ。ここは新名所といってもいいくらい登りごたえがあり、20%のまっすぐな坂が500mほど続いて第1展望台、その後14%くらいに落ちてさらに数百メートルで第2展望台、そしてまた18%くらいの枝が散らばっている道を数百メートル(?)登って、最後40mはラスボスの激坂で第3展望台。ここまで一気に登って見下ろすとなかなかの景色です。
下る途中に林道を発見したので、迷わず突進。時折12%くらいの坂はあるものの、舗装路で人も車も来ない林道で雰囲気はかなりいいです。
その夜の宴会で苦手な焼酎に手を出したのが良くなかったのか夜中に体調崩して、ぐったりした状態で3日目の朝。天気も悪いし気温も低い。かなり体調が悪かったけど、のんびり走ればなんとかなるだろうと思い、昨日断念した間伏林道へ。激坂〜野増林道までは同じルート。その後、どこにつながっているのかもわからないけど、取り敢えず間伏林道へ突入。基本的にはほぼずっと登りで10%越えも結構あったけど、ここも車も人もまったくおらず、寒くて体調さえ悪くなければ最高のコースだと思います。島一周のコースよりは個人的にはこちらの方がずっと好きです。でも坂が嫌いな人にとっては最悪のコースかもしれませんね... (^^;
島一周道路沿いには有名な千波地層断面というスケールの大きい地層断面がありますが、この間伏林道にも小さいけどちゃんとした地層断面ポイントがありました。この日は雨上がりということで日当たりの悪いこのエリアだけ路面がまだウェットでそれがまたいい雰囲気を醸し出していました。





今回は、最悪の天気予報で半ば諦めかけていたことを思えば、奇跡的に天候が回復し、結局3日間すべて乗ることができました。
落車して擦り傷ができた人や、エンドが曲がった人や、夜中にぶっ倒れて怪我した人や、ASS Saverをなくした人や、体調崩して熱出た人や、帰りのジェット船が機材トラブルで欠航*1など、色々とアンラッキーなこともありましたが、メンバーが支え合ってくれたおかげで合宿を楽しく過ごせました。
やっぱり船は大変なので次回は陸路で那須とか修善寺辺りがいいかなぁ。

  • Distance: 140km
  • Time: 6:59:23
  • Elevation: 3,312m

*1:大型客船の1等客室に振り替えとなり、時間はプラス2時間くらいかかったけど布団で寝れたのはよかった