Quarq ELSA 10R パワーメーターの取り付け

実は1月にセールで売り出されていた Quarq ELSA 10R パワーメーターを購入していました。*1
チェーンリングは 53x39、クランク長は 175mm です。クランクはカーボンで、スパイダーはアルミ切削。カタログスペックによると重量は 735g。これは SRAM Red Quarq GXP パワーメーターの 778g より 43g 軽いという優秀さ。セールやらなんやら*2でかなり安く手に入ったのが大きなポイント。
諸々ありまして、ずっと箱に入ったままでしたが昨日ようやく取り付けました。先週取り付けようと思い、もともと Colnago に付いていた Fulcrum Racing Torq RSS を取り外したところまでは良かったのですが、BBカップが固すぎて外れない... 工具は カンパの UT-BB130 をずっと使用していたのですが、固すぎて力を入れて外そうとするとこの UT-BB130 が外れてしまい力が入りません。そこで、BIKE HAND YC-27BB ホローテックII用レンチセットを 980円で購入して、ダイソーで買ったゴムハンマーでレンチをコーン、コーンと叩いていくと、ようやくずるっと少し動きました。こうなればもう勝ったも同然。後はくるくる回して外すだけでした。私の今回の感触をもとに書くとすれば、頑張って力をこめて緩めようとするよりも、ゴムハンマーで(じわーっとではなく)勢いよくカツーンと叩くのを繰り返せば緩んでくると思います。
さて、次はQuarq ELSA 10R パワーメーターの組み付け。
まずは、BBの取り付け。今回は、クリスキングとかセラミックとかではなく、純正の一番安価な SRAM GXP Team BBを選択。私のフレームは JIS *3なので、BB は English スレッドを選択。

Colnago C59 がスレッデッドボトムブラケットなので、Quarq のケイデンスマグネットセンサーの取り付け方法は、BBカップ マウント方式にしました。マグネットを9時の位置に設定して BB を締めていきます。他にもケーブルガイド マウント方式などもありますが、私のフレームには使えませんので、BBカップマウント方式がベストでした。

それ以外は、普通のクランクセットと何ら違いはないので、組み付けはあっさり終了。Fulcrum のクランクセットほどではないものの、なかなか精悍なルックスで気に入っております。Qファクターは 145mm だそうですが、Fulcrum が何mm か知らないけど、ちょっと広がったかなという気がしました。
Garmin Edge 500 とペアリングさせようとしたけど、うまく認識されません。Search コマンドも Calibration コマンドも失敗してしまいます。うーむ。付属のボタン電池 CR2032 が消耗しているかもと思い、交換してみたらビンゴでした。そうすると ANT+ できちんと認識され、先ほど失敗していたコマンドもすべて成功するようになりました。電池交換が簡単なのはいいですね。
このパワーメーターはパワー値、ケイデンスだけでなく左右のパワーバランスも計測してくれるので効率よいペダリングも意識できるようになるかもしれませんね。
通常ですと、まずは FTP を計測ということになるのでしょうが、医師から「自転車に乗ることはOKです。ただし、激しい運動はまだしないでください。術後最低でも6ヶ月は抑えてください。軽くならいいですよ。」と釘をさされているので、もがくとかは当面自粛します。
なんでそんな状態なのに買ったの?というつっこみが聞こえてきそうですが、「魔が差した」と答えておきます... (^^;;;
今は Garmin には Lap Power と 3s Power のみ表示するようにしていますが、左右バランスや NP など他にどんなものがあるのか今度ゆっくり見てみようと思います。お勧めの表示レイアウトがあればぜひ教えてください (^o^)/

*1:今日3/2時点ではセールは終了していました

*2:あえてなんやらで濁させてください

*3:昔の Colnagpo はすべてイタリアンだったそうです。