夜の自転車通勤にライトは必需品ですが、街灯のない道を走ることはないので比較的小ぶりなクロップス ANT-MX1-W-CR/WTをハンドルに2つ付けていました。照射能力よりも非視認性重視なので、その用途としてはこのライトは小さい割には明るくて気にっていました。取り付け取り外しもワンタッチで、ライトの部分がボタンになっているというデザインが秀逸でした。
難点は、電池がなくなり始めるとみるみると明るさが弱くなり、蛍の光ほどまで落ちてしまうことです。
そこで偶然見つけたのがこのAKSLEN HL-90です。
AKSLEN という会社は聞き慣れない会社名ですが、ユニコ(UNICO)の製品ページによると
AKSLENは元々カメラレンズを製造していたメーカー。光を操る技に長けた、彼らの技術力を評価して、何社もの日本のカメラメーカーがレンズの設計・製造を依頼していた。最近では、液晶ディスプレイのバックライトモジュールなど、高度な電子デバイスも製造しており、電子回路設計・製造のスペシャリストでもある。彼らの自転車用ライトは、今まで出回っているライトを陵駕する素晴らしい性能を発揮している。
だそうです。これを読んでいっきに興味がわいてきました。
装着方法も工夫がされており、ただハンドルに付けるだけでなくいろいろなパターンが可能です。私は上ハンドルを持つときにその辺りをすっきりさせたかったので、ステムの下に取り付ける方法を選びました。この位置がとても気に入っています。アタッチメントは工具なしで指でねじを回して取り付け可能です。ライト本体とアタッチメントの着脱もワンタッチなので、夜以外はライト本体を取り外して乗ることも多いです。本体は少し大きいかなと思いましたが、付けてみるとステムの下にあるせいかそれほど気になりません。
ライトそのものの性能は、単3電池2本で 1W ライトを上回る 850 カンデラだそうです。かなり明るいと感じました。レンズと電子回路の技術が生かされているのでしょうか。ライトはワイド3灯+スポット2灯の計5灯ですが、私はワイド2灯のフラッシングが殆どなので電池の持ちはまずますといったところでしょうか。電池が切れても単3電池なので、コンビニで買ってもボタン電池よりはかなり安く買えます。
ある程度明るいライトが必要でハンドル回りをすっきりさせたい人にはお勧めです。