欲しいヘルメット トップ 3

POC Octal

POC Octal にはいくつか種類があってベーシックな Raceday、ビジビリティの高い AVIP*1、安全性能を高めた AVIP MIPS *2 などです。

AVIP 以外は発泡スチロール(?)部分が白です。個人的には発泡スチロール部分は黒が好きです。白いものは過去に LAS のヘルメットを使って経験しているのですが、長年使ってると部分的に黒ずんで汚れてきたことがあるので、あそこは無難に黒が良いかなと思ったわけです。かつよりビジビリティが高い POC Octal AVIP モデルが本命*3。あくまで個人的な好みですが。
サングラスを外して固定するためのアイガレージも嬉しい機能ですね。
もともとはスケさんに教えてもらったのですが、Art Sports のブログによると、POC製品は大幅値上げ(ヘルメットは 20-30%アップ?)が確定しているということなので、買うなら今しかないって感じです。確かにPOCに関しては日本で買った方が安いですね。
そこで仕事帰りに御徒町のArt Sports Annex へ行って参りました。まだ在庫はそれなりにありました。実物を被ってみるのは初めて。
独特のルックスと見た目の美しさはPOCならでは。やはりAVIPのホワイトがカッコいい!
被ってみました。確かに軽い。フィット感についても申し分なく、私の頭にも合ってますね。
がしかし!超絶似合わないwww
このヘルメットが似合う日本人ってそんなにいないと思うけど、ここまで似合わないとは思っていなかったのでがっかりを通り越して笑ってしまいたい気分でした〜 (笑)
白のPOC Octal AVIPにヘシェダルモデルのサングラスを合わせると完璧じゃないかとイメージはほぼ完成していたのですが、あまりにも似合わないので、買うのを止めてその日は帰りました。
私のヘルメットサイズがSmallかMedium であればよかったのかもしれませんが、Largeなのでバルクが大き過ぎてカッコ悪いことになってしまうのだと思います。頭がデカイとこんな問題があるんですね。Lサイズの方は実際に被って鏡で確認することをお勧めします。

Giro Synthe

Giro の軽量ヘルメットとエアロヘルメットのいいとこ取りをしたようなモデル Giro Synthe

軽くて速くて涼しいといういいことずくめのヘルメットです。そのコンセプトは「Faster is Cooler」。軽量モデル Giro Aeon より 16% 速く 2% 涼しく、エアロモデル Giro Air Attack より 13% 軽いハイブリットモデルです。プロチームにも多く供給されていますね。
正直言うとエアロ効果は私程度のスピードだとほとんど関係ないんじゃないかと思うので、個人的にはそういう効果はないよりもあった方が嬉しいという程度です。私はコースや季節によって複数のヘルメットを使い分けるということは恐らくしないので、エアロ効果よりも日本の夏を少しでも快適にしてくれる冷却性能の方が遥かに重要なポイントです。
POC と同様に便利なサングラス収納ポートが付いているのが嬉しいですね。
実はこのヘルメットが出た時から次のヘルメットの有力候補でしたが、Synthe は知り合いに次々に先を越されたので、少しPOCに傾いていました。でも POC Octal が似合わないので、現在は再び Synthe が有力候補に返り咲きです。(^^) カラーはいつも同じですがやっぱりホワイトで決まりですかね。
そう言えば、シューズも Giro Empire なので相性は悪くないはず (^^)

Kask Protone

Team Sky が採用している Kask Protone

こちらも流行りのエアロタイプでベンチレーション付きのジャンルになります。Giro Synthe の競合で、こちら空気抵抗を抑えつつも、放熱性能を高い次元で実現しています。デザイン的には上記2つの方が上かなと思います。Team Sky のカラーリングは好みじゃないけど、ホワイトは結構いい感じです。
よく言われるキノコ頭になるかどうかという観点で言うと、3つの中ではこの Protone が一番キノコになりにくいヘルメットでした。少しくらいキノコになっても全然OKな私としては、それほど重要なポイントではありません。
現在は Kask Vertigo を愛用していますが、Kask のヘルメットのフィット感はとてもいいです。ただ、レザーのストラップは最初は見た目が豪華で高級感がありよろしいのですが、酷暑のシーズンで汗まみれになったりごしごし洗ったりしていくうちに皮がボロボロになってくるのが難点です。
Kask の次にまた Kask というのも面白くないので、次は違うメーカーのものにしたいなというよくわからない理由もどこかにありますね。:-)
いずれにしても、上記3つであれば肝心の安全性能はかなり高いレベルなはずなので、その点は安心です。何度か落車や事故で頭を強打してことのある私としては、今までもヘルメットに何度か命を救われました。そういったことが2度とないことがもちろん一番良いのですが、万が一に備えてヘルメットの安全性能はしっかりと確認したいです。

*1:Attention, Visibility, Interaction, Protection

*2:Multi-directional Impact Protection System

*3:2016にはなくなるかもという話です