Kask Vertigo ヘルメット

11月のバイクロアで落車したときにぱっくり割れてしまったヘルメットの代わりに、新しいヘルメットを購入しました。今までは Giro - LAS - LAS という所有歴でお気に入りの LAS が続いていましたが、今回は気分転換で違うメーカーのものにしようかなと思っていたので候補は Giro と Kask でした。
最終的に選んだのは Kask Vertigo。バッグ付です。

外観は Giro Aeon の方がちょっとだけ好みだったけど、被ったときの見た目が Kask Vertigo に軍配。Giro Aeon は高級品なのにストラップがとっても安っぽいのが残念。性能上問題はないんでしょうけど、Kask のレザーのストラップと比較すると格差ありますね〜。
サイズLで実測重量は284g。超軽量じゃないけど十分に軽い。そして何といっても被り心地が最高です。この被り心地は他のヘルメットに比べても抜きん出ている (個人的感想です)。そこらかしこに 100% MADE IN ITALY とあるのは品質に対する誇りの表れでしょうか。ヘルメット表面のステッカーによるデザインはいまひとつだけど、悪いというレベルではありません。

興味深かったのが、たまたま見つけた日本語のマニュアルによると

ヘルメットは、使用に伴う経年変化によって新品の時と同じ性能を維持できなくなることがあります。このため正常な使用で、異常が認められない場合でも、「購入後3年」を目安に交換することをお勧めします。

と書かれています。ところが、ヨーロッパのマニュアルの GBセクション*1には

in any case, we advise replacing it after approximately 5 years, because over time its capacity for protection decreases due to the aging of the materials.

となっています。言語によって3年とか5年とかでばらつきがありますね (^^; ちなみにUSのマニュアルは3年となっていたので、日本の湿度が高いからというのは関係ないだろうし、そもそも私の製品に付属していたマニュアルは5年って書かれていました。よくよく考えれば、この違いは言語であって国/地域じゃないからやっぱり謎。
それはさておき、今までヘルメットを交換した時は、残念ながら経年劣化で交換したことは一度もなく、すべて落車でヘルメットがぱっくり割れてしまったから買うしかなかったというわけです。今回のヘルメットは3年もしくは5年の交換目安時期まできっちり使って、交換できるようになりたいですね。

*1:UKのショップで購入したのでこれの印刷版が製品に付属されていました