Wiggle を利用して返品したことのある人も多いかと思いますが、今回私も初めて返品したので備忘録としてその流れを書いてみます。
私の場合、届いたシューズのサイズが少しタイトだったので、ワンサイズ大きなサイズに交換しようと思いました。しかし、交換という概念はなさそうで、返品して返金、そして別途新規オーダーということになります。私が知っている他の海外のサイトでもそうなので、そういうものなのかも知れません。大まかな流れはこんな感じでした。
- http://www.wiggle.co.uk にアクセスして、ページ上側の my account をクリック。メールアドレスとパスワードを尋ねられたら入力してログイン。
- アカウントページが表示されたら、左側の My Orders をクリック。
- My Orders として自分がオーダーしたもののリストが表示されます。返品したいオーダーの Order No もしくは View をクリック。そのオーダーの詳細が表示されます。
- ページ下部の Order Options にある Return this order? をクリック。そのオーダーに複数商品があっても、アイテム毎に返品ができるので返品したいアイテムの RETURN ITEM をクリック。
これでサイト上の返品手続きは終わりです。今度は実際に返品する商品を発送します。
- 返品処理を行うと自動メールが届きます。そこには返品の宛先とreturn's slip page へのリンクが記載されています。この slip page はプリントアウトして荷物の中に入れて一緒に送ります。
- 私は今回 UK への発送に EMS を使ったのでここでの内容は EMS を例にします。発送に必要な書類は税関告知所とインボイスです。*1
- 税関告知所には CN22 と CN23 の2種類があるようですが、高額商品でなければ CN22 で OK でしょう。CN22 の記入方法はこちらにあります。インボイスの記入方法はこちらにあります。
- EMS の発送に使用する EMS ラベルは最寄りの郵便局でもらえるので事前にもらって記入しておくとよいでしょう。記入方法はこちらにあります。
- EMS ラベルやインボイスに内容品の詳細な記載(商品の詳細、HSコード、原産国、正味重量、価格)を記入する必要があります。これらは Wiggle から商品が送られてきたときに付いてくるインボイスに記載されていますので、そのまま転記すればOKでしょう。返品処理が終わるまでは捨てないように。また、内容物が返品するものだとわかるように "RETURNED GOODS - FAILED SALE" と書いておく方がいいらしいです。
- 気になる EMS の料金ですが、私はシューズの箱1個分の大きさで総重量が 1,360g で \3,700 でした。更にプラス \50 で損害補償が全額カバーされるというのでそちらも付加しました。
- Wiggle は私が返品した商品を受け取って内容が問題ないのかを確認した後に購入金額全額を返金してくれます。私の場合は PayPal でしたので、PayPal のアカウントへ入金される形になります。今回は発送してから返金処理が完了するまで週末を挟んで6日間でした。
返品処理は上記のような流れになります。
新規商品の購入(今回の私のケースはワンサイズ上のシューズの購入)は返品処理と同時進行で独立して行いましたので、オーダーしてから新しい商品が自宅に届くまでと、返品した商品の返金処理が完了するまでの日数がほぼ同じくらいでした。
また、商品購入時に voucher も使用していましたが、返金されたのは voucher 使用後の値引き金額で、voucher 分の金額は含まれていません。voucher 分は同一金額分の voucher のコードがメールで送信されてきます。なるほど、シンプルでうまくできていますね。
仕方がないと言えば仕方がないのですが、悲しかったのは 1回目も再オーダーして届いた2回目も、どちらも課税されてしまったことです。サイズが違うだけで SIDI のまったく同じモデルのシューズにも関わらず、1回目が \1,700、2回目が \2,000 と2度払わされただけでなく値段が上がってるのがちょっとムカつく... 面倒なので不服申し立てはしませんでしたけど。
返品処理自体はシンプルですが、返送分の送料と2度の課税を考えると結構イタイです。ある程度高いものであれば、そういった費用を上積みしてもまだ安いでしょうけど、そうでなければ EMS 料金と課税分を考慮しても返品するメリットがあるかどうかを考える必要がありそうです。
*1:これは UK の場合で、書類の種類は発送先の国/地域によって異なります。詳細は http://www.post.japanpost.jp/int/use/document.html を参照