Inagi Cross に参加。泥天国!

9月30日に開催された初心者から中級者向けシクロクロスレース Inagi Cross にC4クラスで参加してきました。
東京都稲城市に1年ちょっと前にオープンした Champion System が経営する Cross Coffee がことの始まりのようです。なんでも Champion System の社長が稲城市をえらく気に入ったらしく、本社も稲城市に移転したほど。会社概要をみると確かに稲城市矢野口になっており、よく見ると Cross Coffee のあるビルの2階が会社のようですね。
そんな Champion System が稲城市に働きかけ、ようやく実現したのが記念すべき第1回 Inagi Cross というわけです。また、2020年の東京オリンピックのロードレースのコースに稲城市もかなり組み込まれています。自転車の街として発展していってくれることを期待したいです。
シクロクロスレースは5年ぶりの出場で、その間もほぼ何も練習などしていないのでビリにならないように完走が目標です。レース前日は台風で大荒れ、当日の天気予報もがっつり雨の予報でしたので、90%の確率でDNSするつもりでした。前日の18:00にホームページでアナウンスがあり、9月30日は予定通り開催するとのこと。PEAKS, ツールド八ヶ岳赤城山ヒルクライムなど大きな大会が揃って開催中止をアナウンスしている中、シクロクロスレースのInagi Crossは開催の判断。さすがは全天候型競技シクロクロス
当日朝起きてみると雨は降っているものの、かなりの小雨なので一応会場には自走で行ってみることに。そして会場に着くころには雨もほとんど止んでいました。DNSする理由がなくなってきた... (^^;;
受付をしてゼッケンを受け取ると縁起のいい(?)13番!ロードレースだと13番は逆さまに付けるのが慣例だけど、シクロクロスではそんなことはしませんよね。
試走の時間になったので、かなり混雑しているなかゆるゆると試走。台風の影響で大量の雨が降ったので、全面泥、泥、水たまり、泥という感じでシクロクロッサーならにやけてしまうだろうどろどろな路面が出来上がっておりました。ひよった私はたったの1周で試走を切り上げちゃいましたが。。
皆さんが試走しているのをぼーっと眺めたりしているといよいよレースの時間です。順番にゼッケン番号が呼ばれると思いの外すぐに呼ばれ、なんと最前列!一応参加してみましたという私がこんなポジションを頂いてなんだか申し訳ない...

スタート直後のストレートで4〜5人に抜かれ、かろうじて10位以内で最初のコーナー。コーナーリングが下手くそな上に体力も衰えているので、あっという間にはーはーぜーぜーと息が上がってしまう体たらく。こんな状態であと何周回もするのかと思うとかなり不安になってきました。泥でできたわだちでタイヤは取られるわ、何度もスリップするわ、前に進まないわで、息を抜くポイントがない!シケインとかもう許してーって感じで、2周目以降は乗り降りしたり担いだりする元気がなくなっていましたw

幸い、一度もコケることもなく、メカトラを起こすこともなく、無事ゴールできました。でも速い人は速いですね。周回を重ねるたびに着々と順位を落としてしまい、結局出走30名中15位という残念な結果でした。ビリにならないという目標は一応達成w
ゴール後にバイクを見ると、泥や草でフロントディレイラーが見えなくなってるし、カセットに草とかながい枝・つるが絡まっていたし、よくこんなんで回転していたなと驚きです。変速していたらばきっといっていたかもと思うとラッキーだったのかも知れません。


泥コースで前に進むだけでも体力が奪われるコースでめっちゃしんどかったですが、「大人の泥んこ遊び」が楽しかったのは間違いない。参加したことにまったく悔いなしです。