風張林道からの風張峠

東京屈指の劇坂峠の風張林道からの風張峠に行ってまいりました。
藤倉まではしょっちゅう行っていたのですが、そこから先は初めてです。和田峠よりキツイと聞いていたのでかなりビビッておりましたが、できることは手持ちではもっとも大きなギヤが付いたカセット12-27を装着することだけでした。
藤倉のところの手書き地図の下側にひっそりと「檜原きのこセンター 左へ3.9K」の看板が...

そこからきのこセンター方面へ向かって出発。ゆるやかでのどかな道が徐々に勾配がきつくなってきます。でも大きく右へ曲がったところからが本格的な登りが始まるというのは事前にわかっていましたが、そこにたどり着く前に既にインナーローになって上半身を揺らしながら登っていました。こんなんで大丈夫だろうか (^^;;
そしてスイッチバックのごとくヘアピンカーブを右に曲がると劇坂が始まります。ここで一旦全員揃うのを待っていたけどアコちゃんは既に発射しちゃいました。

全員揃ったので、そこからは各自のペースで頂上を目指します。きのこセンターまでも十分キツイけど、その先もこれまたさらにしんどい坂が続きます。きのこセンターは通り過ぎただけ。地味な建物という印象しか残っていません... 当然写真を撮る余裕もなく通過。
その後、まるで酔っぱらいの千鳥足のごとく蛇行を繰り返しながら登っていきます。距離もよくわからず登っていたので、一体今どれくらい登ったのかが分からない状況だったので、精神的にもきつかった。せめてあとどれくらいで頂上なのかとかがわかると少しは違ったかもとか思ったりもしましたが、結局あれだけ勾配の厳しい坂が続くのであれば結局いっしょかも知れません... ガードレールがなく景色がぱっと開ける区間は絶景でしたね。


でもそこからもまだもうちょっと坂は続きました。しばらくすると、オートバイのエンジン音が聞こえてきたので、奥多摩周遊道路が近いことがわかり、ゴールもさほど遠くないなというのがわかりました。シッティングで圧倒的なパワーで登るアコちゃんを射程距離に捕えて、ゴール手前50mくらいで追い越せるかなと思って追走。もう少しで追いつくというところで左脚がぴきっと攣りました orz 今度リベンジしなきゃいかんな。

ちなみに坂の写真は、すべて一旦登頂した後に徒歩で下って撮ったものですので、後半のものしか写っていません。
鋭角の右カーブの劇坂区間開始から頂上までは約3.7kmで獲得標高514m、平均斜度13.8%でした。1kmで139m登る計算になりますね。
どうにか無事足をつかずに登頂したけど、私の貧脚では 39-27 のギヤの組み合わせでは足りませんでした。滅多に使わないと思うけどいざというときのためにもうちょっと大きいカセット買おうかなと考えてしまいました。
その後は都民の森で休憩してからダウンヒル。下りの途中、こけしが目印のかんづくりでお蕎麦ランチ。建物は味があっていいのだが、値段の割には蕎麦の量が少ない。大盛りを注文すると、そばの量に限りがあるのでできませんと断られたかと思うと600円の追加そばなら大丈夫という意味不明な感じ。しかもお勘定は別々の支払いは拒否された。たぶんもう行くことはないかも。
ダウンヒルで役場まではギヤをかけて踏みまくったので、くたくた。帰路の多摩サイを走っていると遠方に真黒な雲が立ち込めていた。雨が降る前に帰宅してハリーの散歩に行かなきゃと頑張ったけど、ラスト3kmで土砂降り。あっという間にシューズの中までぐっちょりでなんとか帰宅。
えぐい峠だったけど、とてもよい練習になりました。お付き合いいただいた皆様、お疲れ様 & ありがとうございました!

  • Distance: 126.12 km
  • Avg Speed: 24.1 km/h
  • Elevation Gain: 1,551 m
  • Normalized Power (NP): 173 W
  • Training Stress Score (TSS): 277.3
  • Avg Bike Cadence: 76 rpm