Garmin Edge 510

去年の10月に Garmin Edge 500 から Edge 510 に乗り換えました。
乗り換えの最大の理由は、老眼(?)のせいでメーターに表示される小さな文字が見えづらくなってきたからより大きな画面で大きな文字が必要になったということは秘密ですw
Garmin Edge シリーズはすっかり海外通販では取り扱いが少なくなってきましたけど、私は Evans Cycles で2万円代で購入しました。個人的には UI の日本語表示は不要なので日本語版ではなく英語版 (インターナショナル版というべきか) です。まったく不満はありませんし、日本語フォントよりも英字フォントの方が美しさではどうしても勝ってしまいますね。
[;w400]
そこで迷ったのが 510 にするべきか 810 にするべきかです。1000は値段が高過ぎるので候補にもあがりませんでした... 大きな差は地図表示とナビゲーション機能の有無のようなのですが、色々と調べてみるとナビゲーション性能があまり高くないというレビューを沢山みかけたので、510 の方が私の用途にもあっていると判断しました。仕様を比較してみると、それ以外にも細かい点で差があるということに気付きました。一部抜粋します。

Edge 510 Edge 810
外形寸法: 幅 x 高さ x 奥行 (cm) 5.2 x 8.6 x 2.4 5.1 x 9.3 x 2.5
ディスプレイサイズ: 幅 x 高さ (cm) 4.4 x 3.5 3.6 x 5.5
ディスプレイ解像度: 幅 x 高さ (pixel) 176 x 220 160 x 240
重量 80g 98g
電池寿命 20時間 17時間

ディスプレイサイズ、解像度、電池寿命などで 510 がかなり健闘しているのがわかりますね。この辺りからも 510 の方が私向きかなと。ディスプレイが大きくなっただけでなく7本の棒で数字を表現していたものよりは視認性は向上していると思います。文字がちゃんと見えるのはやっぱりいいもんです (^-^)
まだ使ったことはありませんが Live tracking で現在位置は地図上で確認できそうだし、500 のときから愛用していたルートを取り込んで表示する機能も変わりなくありそうです。
タッチパネルは手袋をしていても操作できるので慣れるとすごく便利です。冬用のごつい手袋だとちょっと操作しにくいですが概ね問題ありません。
そして特筆すべきはGPS性能の大幅な向上ですね。とにかくサテライトを見つける時間が圧倒的に速くなりました。500のときは場合によっては数分かかることもありましたが、510は10秒以内でほぼ発見します。これはこれまでのGPS/WAASに加え、ロシア版GPSと言われるGLONASS衛星と、日本が整備している準天頂衛星「みちびき」の信号受信に対応していることが理由のようです。衛星の数が増えると測位電波受信のチャンスが増すのでより安定した性能が得られることになります。
使ってみると想像以上に便利なのが Bluetooth 経由でのスマートフォンとの連携。Ride後に USBケーブルでPCと接続して同期するという操作は必要なくなりました。勝手にアクティビティを検出して自動でクラウド (Garmin Connect) にアップロードしてくれます。Strava と連携しておけば Strava の方にも自動でデータが同期されます。同期の際にスマートフォン上のアプリがサーバー同期エラーというものをときどき表示します。でも今まではこういったときもアクティビティはきちんとGarmin Connect と Strava にアップロードされていますので、何がエラーなのかは今のところ不明です。この Bluetooth 経由でのスマートフォン連携は、正直使ってみるまではあまり重視していませんでしたが、使ってみるとこの上なく便利。いい時代になったものです。
2か月ちょっと使ってみましたが、大変満足しています。唯一改善してもらいたいものと言えば左側のパワーボタンです。とにかく押しづらいし、押せているのか押せていないのかがわかりにくいです。手袋をしているときは特にオンオフがうまくいかない時が多いです。多少慣れてはきたものの、なぜこんなに押しにくい設計にしたのか不明です。誤操作防止とか何かの理由があるのかもしれませんが、改善を期待します。


追記: Garmin Edge 510用 液晶保護フィルム。これと同じじゃないけどこんな感じの液晶保護シールは貼りました。タッチの動作には大きな影響はないようです。