サイクリングしまなみ

10月26日
今更ですが、備忘録として書いておきます。
自転車部のみんなとサイクリングしまなみに参加してきました。今回が初回となる大規模なイベントで正式名称は「瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会」だそうです。私がエントリーしたのは、王道の今治から尾道までのしまなみ海道の多くの橋を渡るAコースです。しかも因島南ICまでの40km強の区間はこの日だけ高速道路を封鎖して自転車で走れるという特典付です。
前日の25日に飛行機で今治に到着。今回は自転車はいつものヤマト便ではなくシクロエクスプレスを使って自宅から宿へ直送、帰りも宿から自宅へ直送したので、生き返りのでかい荷物がなくて楽ちんでした。このシクロエクスプレスは、運送会社が佐川急便なので少し不安でしたが、結果はまったく問題ありませんでした。ヤマト便と比べて良かった点は、値段が少し安かったということと、事前に現地への荷物到着予定日を指定できることです。*1
前日受付の会場に行く際に、いくつか問題点が発覚... まずフロントライトを家に忘れてしまったこと。これは仕方がないので、受付会場で唯一売っていた CATEYEのライトを買うしかありませんでした。次に Di2 のバッテリーが赤点灯の状態でいつ切れるかわからない状態でした。これはたまたまあった SHIMANO ブースのスタッフにお願いしてチャージャーで1時間ほど充電させてもらいました。出発前にちゃんと準備する暇もなかったので、何か忘れているだろうなーと思っていたけど、案の定でした。
前日は温泉、宴会という感じで幸せを満喫させてもらいました。
大会当日、天気にも恵まれて最高のサイクリング日和となりました。今治市を出発して、今治北ICから高速道路に乗ります。これは滅多にない経験なのでかなり快適でした。すぐに大きな来島海峡大橋を渡って大島に入ります。大島の次は伯方・大島大橋を渡って伯方に入ります。その後割とすぐに大三島橋を渡って大三島多々羅大橋を渡ると生口島です。ここの瀬戸田PAが最初のエイド。
しっかり補給してから、生口橋を渡って因島に入ります。因島南ICで高速区間は終了。

海沿いののどかな道を走ると第2エイドの万田発酵です。高速道路じゃなくて沿道を走っていると、地元の人たちがわざわざ道に出てきて応援してくれるのが驚きでした。そしてみんな笑顔がとても暖かいんです。
十分すぎる補給を取った後は因島大橋を渡って最後の島である向島に入ります。64.0km地点の向島中学校が最後のエイドステーションです。トマトが美味しかったです :-)
最後はほんのちょっとの距離を小型の船で自転車ごと乗船して尾道に到着。みなとオアシス尾道がゴール地点です。あっという間のゴールっていう感じでした。

私とSさんは、今度は勝手に尾道から今治の宿まで自走で戻ります。往路は高速道路で楽ちんだったけど、復路はずっと下道でかつ橋の前で必ず登りがあるので、なかなか走りごたえがありましたね。サイクリストの聖地なるものも見つけたし、夕陽と海と橋という黄金の組み合わせの景色も堪能できたし。復路はしんどかったけど楽しかったです。往復では約165kmでした。

今回は後泊もしたので、走り終わった仲間たちとのんびり宿で過ごしました。後泊があるとゆっくりできるからいいですね。
27日は、今治から松山まで予讃本線で移動してから、駅前のレンタルサイクリング(ママちゃり)で松山市内弾丸観光ツアーをやってきました。なにせ時間がなかったので、ママチャリをガンガンこいで汗だくになりましたよw 愛媛県庁〜萬翠荘坂の上の雲ミュージアム道後温泉〜坊ちゃんなんちゃら〜松山城天守閣というコース。


リムジンバスの時間ぎりぎりに戻ってきて、松山空港から飛行機で帰路へ。
今回は今治尾道間の往復でしたが、もっと島とか山とか海岸沿いとかいろいろなコースを楽しめそうですね。しまなみはサイクリストにとってはとても走りやすい場所だし、なんといっても広島も愛媛も自転車のための環境整備に対する力の入れ方が素晴らしいです。こんなに力を入れているところは日本中探しても他にはないと思います。1週間くらいかけて、じっくり味わいたい、そんなしまなみでした。
その後何やら着順が橋の総長と同じだったということで、広島県から地元の名産詰め合わせセットを送ってもらいました。どれも美味でした!

*1:ヤマト便も希望は伝えることはできますが、その日に必ず到着するという約束はできないと言っています