CX バイク組立その10 - RD, FD にシフトケーブルを取り付け

ブレーキケーブルもそうでしたが、シフトケーブルもシフトレバーに付属のしょぼい(?)ケーブルをそのまま使いました。
まず、リア・ディレーラー。私のフレームは典型的なトップチューブルーティングなのでアウターケーブルが長めに必要になります。トップチューブの上側をブレーキケーブルとリアシフトケーブルが通るので、Oリングオクタゴンを通してフレームを保護しておきます。普通は3個くらいだと思うけど、私はサイズが大きいのと、大目に買っておいたので4個ずつ通しておきました。ちなみに1個31円でした。
トップチューブ終端でケーブル受けに通してそのあとはリアディレーラーまでずっとアウターケーブルを装着するのアウターケーブルがシフター付属では長さ不足でした... シートステーにケーブルを這わせるときはシートステーに2か所直受け台座があるので、そこに樹脂製の C-CLIP ハウジングを取り付けてケーブルを固定します。そしてエンドの周囲を大き目にカーブさせて RD に取り付け。後はプラスドライバーで位置調整した後に2cmほど残してインナーケーブルを切ってエンドキャップをかずせてニッパー圧着。

フロントディレーラー用のシフトケーブルはほぼ通常のロードバイクと同じでダウンチューブ右下をはわせて BB のところから FD につなげます。シマノには付いていなかったけど、SRAM はクリアチューブが付いていたので、ダウンチューブのことろをはわせる箇所に使用してみました。さらにジャバラのようなゴムも付いていたのでこちらFDの取り付け直線の部分に使用しました。こうすることによってクリアチューブがずれるのを防げるということなのでしょう。たぶん... こちらも取付後プラスドライバーで調整してからケーブルを切ってエンドキャップをかぶせて圧着します。

ひと通り変速してさらに調整してから一応シフトケーブルの取り付けと調整は完了です。今回 SRAM は初めてだったけど、FD がチェーンに触れてカラカラと音がするのはすぐに解消できました。トリミングとかは考えずに済むのでディレーラーの調整は SRAM の方が簡単な気がしました。後発組の優位性でしょうか。
気になったのは、FD/RD とものレバーの引きが重いことです。アウターケーブル内に潤滑油は差したのでそこは問題ないはず。ハンドル周りのケーブルの取り回しが少し窮屈な感じなので、それが原因なのかも知れません。もしくは付属のケーブルがしょぼいのか、この辺りは実走してからどうするか判断しようと思います。