ここ数カ月まったく自転車に乗れていないのは、仕事が忙しいのが一番大きな理由だけど、実はそれに匹敵する理由が他にあります。
3月中旬からアレルギー性疾患*1で、全身(主に背中)がかゆくなって何も手につかない状態になることが頻繁にあります。普段は問題ないのですが、日の当たるところにしばらくいたり、暑い部屋やお店にいたり、自転車に乗って汗ばむまたは血行がよくなると、急に症状が出ます。おかげで頑張ってジテツウはしているものの、「うぎゃ〜、ぬお〜」という感じでかゆみと戦いながらぺダリングしているので、まともな練習などできないのです。
毎週土曜日に皮膚科に通って早1カ月。病院も変えたり薬も変えたりしていますが、まだあまり改善傾向はみられません。富士ヒルクライムまであと1カ月しなないというのに、まったく練習もできていませんし、乗ってもいません。単に練習不足なら練習量を増やしてカバーするしかないのですが、乗ると辛いというとてもよくない状況。
かと言って何もしないわけにもいかないので、リハビリがてら今日大垂水峠〜裏和田峠〜大垂水峠に行ってきました。写真は浅川で見た鯉のぼり。
最初の30km くらいまでは案の定ずーっととにかくかゆみとの戦い。まったくトレーニングに集中できません。その後少し収まってきて、かゆくなたり引いてきたりの繰り返し。
大垂水峠では、若者5人グループにちぎられ、頂上までに落ちてきた2人を抜いたものの後のメンバーは後姿すら見えず。データを見てもやっぱり遅い。もしかすると4年位前の自分に戻ってしまったかも。(ToT)
和田峠に至っては、斜度12-13% ってこんなにきつかったっけ?とかなりびっくりしました。シッティングで登るときにどうやってぺダリングしていたのかがいまいち思い出せない。なんか以前の感覚とかなり違い、前に進む感じがない。12%+ の坂ではまるで表和田にでも登っているのかと思うほどのスロースピードで、本気でコンパクトクランクが欲しいと思った。でも Fulcrum のコンパクトクランクは昨日売っちゃった (^^;;
和田峠にも沢山の鯉のぼりと、頂上にはまだほんの少し桜も残っていました。今日は登山やトレイルの人が沢山いたなぁ。
裏大垂水は上り始めでアクアタマの集団に猛烈なスピードでパスされる。あれはアレルギー性疾患がなくても着いていけない。でも後姿が見えなくなるのがちょっと早過ぎる。弱ってるなぁ。今回も落ちてきた1人をパスするのがやっと。
一時少し曇ったおかげで、かゆみも収まってほっとしながら、平地も遅いけど頑張る。ラスト 20km は症状もあまり出ずにいい感じだったけど、最後の連光寺聖跡側は乳酸まみれになりました。めっちゃ辛かったけど、なんとか予定通りのコースを走れた。脚や心配が辛いのは回復するし、トレーニングになるけど、かゆみと戦うのは何にも向上しないのが残念過ぎる。
もがき苦しみながらゴールデンウィーク中に最低あと2回は峠に練習に行きたいな。
- Distance: 109.90 km
- Time: 4:30:28
- Avg Speed: 24.4 km/h
- Elevation Gain: 1,480 m
- Avg Bike Cadence: 75 rpm
(背中がかゆいので乳バンドはなしで)
*1:ナントカという病名を診断されたけど忘れた...