Norah Jones ライブ @ 日本武道館

行ってまいりました Norah Jones のコンサート。日本武道館で2日連続というからもう超ビッグネームですね。私はその一日目。

まずはオープニングアクトで3人組のインストゥルメンタルバンドの登場。ギター、ドラム、ウッドベースという構成で曲ごとにカントリーだったりブルージーだったりと表情が違うなかなか面白いバンドでした。
訳30分の演奏の後は、いよいよ Norah Jones の登場。ステージには天井から大きな折鶴が沢山つるされているというセット。照明もとても効果的でしたね。
バックバンドは、ドラム、ベース、ギター、キーボードという構成に Norah がピアノ、オルガン、ギターなどを弾きながら歌うという感じでした。
Norah のミラクルボイスはまさに奇跡です。口から発する声があれだと、感動をおぼえない人はいないだろうというくらい声が素晴らしく、そして歌もとてもうまかった。ライブだから、CD のようにはいかないアーティストは沢山いるけど、彼女は一流のジャズやソウルシンガー達のように、むしろライブのほうがいいかもと思わせる魅力がありました。
音響システム技術の進歩もあるのだろうけど、吐息をも拾う高性能なマイクとそれを武道館という広い会場で実に生々しく再生するシステム。陶酔してしまいましたね。そして MC で時折はさむ日本語がまたとてもかわいい (^-^)
曲は、予想通りニューアルバム Little Broken Hearts からの曲が圧倒的に多かったです。個人的にはやっぱり初期の作品がめちゃくちゃ好きなので、その辺の曲を歌ってくれると純粋に感動しましたね。
まあ、どれもさすがのクオリティでしたが、個人的には特に↓の曲がしびれました。

  • Cold Cold Heart
  • Out On The Road
  • Carnival Town
  • Don't Know Why
  • Miriam
  • Lonestar
  • Sunrise (アンコール)
  • Come Away With Me (アンコール)

アンコールは、ちょっと unplugged みたいな感じでバンドメンバー全員がアコースティック楽器(ウッドベース、生ギター、バンジョーアコーディオン)に持ち替えて、Norah の周りに集まって演奏しました。しかもボーカルも楽器もどちらもまるでマイク1本で拾ってるのかと思うくらい音量も抑え目。あれは意図的なんでしょうね。
Sunrise が終わったときに、もう残り曲は少ない予感がした。でも大好きな曲がまだ聴けていなかったので、ぼそっと「Come Away With Me やってくれないかな...」とつぶやいたその直後、一瞬自分の耳を疑いましたよ。あのイントロが始まったんです。もうじ〜んと来ちゃいましたね。
最後の最後に Come Away With Me も聴くことができて大満足でした。Thanks Norah for wonderful night!