2011 Japan Cup 観戦

「2011 Japan Cup サイクルロードレース オフィシャルバスツアー 弾丸ツアー!! スタンダード日帰りコース」(タイトル長っ!) なるもので、宇都宮市森林公園で開催される Japan Cup の観戦に行ってきました。
Japan Cup も今年が20周年だそうで、大いに盛り上がっておりました。Japan Cup どころかプロチームのロードレースを生で観戦するのは今回が初めて。レースの全貌を見るのはもちろんTVが一番ですが、間近でヨーロッパで活躍するトッププロを含むレーサーを観られるというのはこの上ない贅沢な経験です。
このバスツアー、出発が東京駅八重洲口と有楽町の間くらいの鍛冶橋駐車場を 6:00 出発、宇都宮に9:30着、現地を15:30出発して東京駅に18:30着という強行スケジュール。予約してから気付いたのですが、始発にのってもバスの出発時刻に間に合わないということ。そこで今回は あきら宅まで車で行き、そこに停めさせてもらい千歳烏山 4:55発の電車に乗るという作戦にしました。ところが自宅を出発するのが10分程遅れてしまい、大ピンチ。車をとばして あきら宅に駐車した時点で電車の時刻まで残り4分。駅まで通常8分かかると聞いていたのでなかば諦めていたけど、ダメもとで全力疾走。脳内イメージは陸上競技の選手でとにかくもう無理という限界の走りで駅に到着。電車が到着、改札を通って猛ダッシュで滑り込みセーフ。車両の中で私一人だけ「はーはーぜーぜー」汗だく。でもこの電車に乗れなかったら、間に合わなかったのでやばいところでした… ただでさえ風邪ひいていたのに、この後汗が冷えてつらかった…
森林公園で各出店ブースをめぐっていると宮澤選手応援チームのあきら達に遭遇し、適当に食料を買い込んで古賀志林道へ向かう。山頂の100m手前辺りで陣取って、主にここで観戦。夜中まで降っていた雨は止んで、結局最後までお天気がもってくれたのはラッキーでした。
レースは逃げ集団をメイン集団が追走する順当な展開。目の前をバッソクネゴクロイツィゲル(今回は負傷していたので本来の走りは観れなかった)、ラーションといった海外勢、新城、宮沢、土井などの日本人海外組らの走りが目の前で見ることができるなんて凄い。

古賀志林道のかなりきつい斜面のところでの観戦だったけど、信じられないスピードで駆け上がっていくのは驚き。

    モーリー(左)とクネゴ(右)
メイン集団は徐々に追い上げ、逃げを吸収してからはレースが活性化したようだ。最終周に古賀志林道に先頭で現れたのはなんと新城。その直後にランプレのモーリがぴったり着いている。最後の2〜3周のスピードは明らかにペースが上がっており、圧巻でした。そのまま逃げ切れるかと思いきやどうやら最後につかまってしまったらしい。でも古賀志にアタックを決めた新城が先頭で現れたときは興奮したね。観客に見せ場を作るという意味では最高に魅せてくれました!

    最終周、古賀志に先頭で現れた新城とぴったりついているモーリー
ゴール前スプリントを制したのはジェネシスのネイサン・ハース。2位に西谷、3位には佐野が入って、表彰台3人中2人が日本人という素晴らしい結果でした。クネゴは4位、バッソは10位という結果。登りに強い選手が勝利するのかと思いきやスプリント力の勝負になったのもすごい。プロのレベルだとスプリンターでもあの程度の距離の登りはグルペット組にならずに集団に位置し最後のゴールスプリントを狙えるということなのでしょう。このコースは誰が勝つのか本当にわからないし、そこが面白いという気もします。
帰りは東北道が案の定渋滞。結局自宅に着いたのは9時過ぎでした。orz… 疲れたけどとても楽しい1日でした。
全リザルトは C07_2011japancup_result.pdf から見られます。西薗良太選手(シマノレーシング)が宮澤選手(12位)や土井選手と同タイムのゴールというのも凄いですね。
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    マイヨブランアポワルージュを着たワンちゃん。かわいい〜