自転車三昧

自転車三昧

自転車三昧」(高千穂 遙 著)。
自転車部の本棚から借りてきた本。50歳のとき*1に出会った自転車が体型と体質を、そして人生まで変えてくれたという SF作家 高千穂遙氏が自転車への愛を語った一冊。
ママチャリ、小径車、ロードバイク、ピストなど色々な種類の自転車を使い分けており、なんとも羨ましい。使い分けや乗り方にも拘りを持っていらっしゃるようで、楽しんでいるのが伝わってきます。
お馴染みの道交法53条*2や道交法18条*3の話題にも触れ、疑問を呈している。
著者はサドルとお尻・股間の相性がなかなか合わないのが悩みの種だそうですが、私もサドル探しの旅を続けているのでその悩みとってもよくわかります。まだ、著者は随所で「私は遅い」と謙虚なことを言っておりますが、そんなに遅いようには見えませんでした。というのも著者が走っている多摩サイや尾根幹などはまさに私もよく走っているところなので、実際に走っている姿をよくお見かけします。(^^) でも見かけるときは必ずすれ違うときで、いつも黒いジャージに凄い形相でかっ飛ばしているように見えました。
これまた地元なんですが、京王閣の話題も興味深かったです。これを読むと行きたくなってきたし、競輪のことはよくわかりませんが、近いうちに観に行ってみようと思います。
おまけ: 「ピストはフランス語。競走路といった意味でトラックと同じである。」だそうです。知りませんでた...

*1:現在は60歳くらいだと思う

*2:右左折などの場合は合図をし、かつ、行為が終わる(右左折が終わる)まで当該合図を継続しなければならない

*3:自転車は車道の左側端を走らなくてはならない