スーパーヒルクライム 2010 in TOYO TIRES ターンパイク

スーパーヒルクライム 2010 in TOYO TIRES ターンパイク(以下スーパーHC)に参加してきました。今回チームからは私と Yuuki の2人だけ。
スーパーHCは場所はその名もずばり箱根のターンパイク。普段自動車しか通行できない有料道路を閉鎖しての 13.8km のヒルクライム。今年が第1回目ということで情報もあまりありません。
ここのところ雨の日が多い中、今日は朝から好天に恵まれました。ヒルクライムは苦労して高いところに行くので、天気が良くて景色がいいのが一番。天気が悪いと魅力が半減しますからね。今朝、車で大観山に到着した時は雲の上に顔を覗かせた富士山もよく見えました。

スタート位置に集合してから実際のスタートまで1時間近くあったので、無駄と知りつつ駐車場で少しローラーをしたけどやっぱり無駄でしたw スタートは年齢別、更に 20名(?)程度ずつの時間差スタートです。この待ち時間は mel_f さんと談笑できたおかげでリラックスできました。
コースは 13.8km で、最初から10km位は9-10%程度の坂がずっと続きます。若干斜度が緩くなる場所もありますが、他のヒルクライムなどと違い、基本的にはずっと10%が続いているという印象でした。12-23T から 12-25T に変えておいて本当に良かった。インナーローで走った時間の多いこと多いこと。私にとってはかなりきついコースでした。
序盤からしばらくは Carrera に乗っている人が自分にとってちょっと苦しいくらいのペースだったので、「このバイク高いんだろうな」などと思いつつ、頑張ってくらいつく。4km 辺りまではぴったりだったけど、5km 辺りから少しずつ離されてしまった。ここが(精神的なものも含めて)力の差ですね。
心拍も 1.5km 位から 90% の領域に入って、それがほぼずっと最後まで続いた感じです。心肺能力が高くない私にとっては苦しい戦いでした。
足は大丈夫だったけど、とにかく心肺がつらくなってきた。呼吸法が良くないのか、横腹とか肺の辺りが痛くなってくる。気にし始めるとやばいので、呼吸が苦しいとか腹が痛いとかは考えないことにした。
6km 辺りで後でスタートしたはずのつんさんにびゅーんとパスされた。じわっとではなくびゅーんというスピード差だったので「ひゃ〜速い〜」と言っただけで追うことも出来ず...
8km 辺りで今度はやすさんに追い抜かれる。さすがに後続スタートの方々に抜かれすぎだろうと思い、やすさんが視界から消えないようにと奮起する。ヒルクライムの給水所で水をもらったことはないけど、今日はペットボトルの水を受け取り、首、頭、脚に水をかけまくって「うりゃー!」と訳のわからない奇声を発してスピードアップを図る。この水をかけたのは少し効いたような気がするので、今度またもらってみることにしよう。水かけは即効性で効果を感じることができたけど、持続性はなかったようです。やすさんはかろうじて見えているけど小さくなってしまいました。orz..
無理して頑張ったのはよいのだが、しっぺ返しが来たのか10km辺りで左ふくらはぎが盛大に攣った。もう少しできつい勾配が終了し、アップダウン区間が始まるからと自分に言い聞かせ、これ以上攣らないようにだましだましのペダリングを強いられる。
ようやくアップダウンが始まると、周囲もここぞとばかりシフトアップして踏みまくる。私はフラット〜下り区間ではペダルを踏まずに、攣ったふくらはぎを叩きまくり、上りが始まると力の入れ加減を微妙にコントロールしてやり過ごす。そうすると少しましになって下りでも踏めるようになった。
調子に乗ってかっ飛ばしていたら、ゴール手前 100m 辺りで同じところがまた攣りやがった。でも気にせず下半ダンシングでゴール! 残り 300m, 200m, 100m という標識があったのは良かった。
ゴール直後、大観山から見る芦ノ湖

結果は 55:25.214。年代別 523人中 76位という成績でした。

  • Avg HR 166bpm (89.7%), Max HR 173bpm (93.5%)
  • Avg Cad 73rpm
  • Avg Speed 14.94km/h, Max Speed 58.9km/h
  • Ascent 981m

まぁ、これが今の私の実力。平均速度は 15km/h 台には乗せたいとか、あと2〜5分縮めたいとか、一度走って残した自分の記録があると、次回もし出るとしたら過去の自分との闘いが出来るというメリットはあります。
下山時のターンパイクの渋滞はひど過ぎた。あそこは大いに改善の余地がありそうです。
Champion System さん、かなり宣伝してますねぇ。