Oakley JAWBONE

欲しい欲しいとつぶやいていた Oakley のサングラス JAWBONE が1週間程前に届きました。
JAWBONE の多彩なカラーラインアップの中で最初からこれだと決めていたのは、ポラライズドシリーズのフレームカラーがマットホワイトのものです。バイク、ヘルメット、シューズもホワイトですから白が無難かなと。

付属品は大小2種類のノーズピース、ハードケース、ソフトケースなど。付属しているレンズは、VR28 Black Iridium Polarized (偏光レンズ) と Persimmom の2つ。前者は日差しの強いとき用、後者は曇りのとき用のレンズです。夜用には別売りのクリア(ベントあり)を購入しました。

これらのレンズは HDO®(High Definition Optics®)レンズテクノロジーなる世界最高水準の技術によって、一般的なレンズに生じる歪の類が一切ないそうです。難しいことはよくわかりませんが、歪まずにちゃんと見えるらしいです。
Polarized (偏光) レンズをはじめ付属レンズ は例えば下記のような特徴があるようです。正直言うと私にはちょっとオーバースペックのような気もしますが、気にしないことにしますw

JAWBONE の特徴的なのは何と言っても Switchlock System と呼ばれるレンズ交換。ノーズピースを持ち上げて、フレーム下部を開いてレンズ交換ができるのはなかなか便利です。この様が顎の骨 (jaw bone) に似ていることからこのネーミングになったんだと思います。今までのサングラスだとレンズ交換の際はパキっと着脱していたのが、JAWBONE だとまったく力を使わずにとてもスムーズに行えます。

私が買ったマットホワイトは偏光レンズのモデルしかないので他の JAWBONE のカラーと比較すると値段が少し高いです。日本で定価で購入すると、36,750円という目玉が飛び出るような価格なので、とてもじゃないけど定価では買えません。(^^; 円高ドル安ということもあり e-Bay での購入も考えました。でも最終的にはアルファゴルフという普段はまったく縁のないゴルフ用品のお店にて送料込の1万円台で購入。これならば、円高を考慮しても e-Bay で買って送料と税金を付加すると e-Bay の方が高くなるかもということで、今回は国内で買いました。サングラスとしては決して安くない買い物ですが、JAWBONE の偏光レンズモデルとしてはかなり安く買えた方だと思います。

Oakley のサングラスは、Japan Fit と U.S. などで売られている International Fit の2種類があるということを教えてもらいました。フレーム形状やノーズピースなどが少し異なるらしいです。以前お店で試したのがどちらかわからなかったので、Japan Fit とそうでないやつの違いは何かをOakley カスタマーサービスに直接問い合わせました。結果は、JAWBONE の場合、Japan Fit と International Fit でフレーム形状の違いはなく、どちらのモデルもノーズピースが大小1個ずつ付属しており、既定でフレームに付いているものが Japan Fit だと大、International Fit だと小という違いだけ。つまりどちらでもものは同じだということがわかりました。私が買ったのは U.S.モデルです。

JAWBONE を付けて1週間程走ったインプレッションです。
偏光レンズのせいかもしれませんが、最初は視界がとてもクリアで解像度がましたような印象を受けました。但し、それもすぐ慣れてしまったので如実に感じたのは最初の5分位かな。
2種類のノーズピースを試してみたところ、Japan Fit 用(?)の大きい方だと少し大きい気がし、International Fit 用の小さい方だと少しだけ小さいかなという気がしました。どちらかというと International Fit の小さい方が合っているような気がするので今はこちらに落ち着いています。

一流のトップアスリートたちの厳しいテストを繰り返し受けることで、その革新的なそのフレーム形状へと辿りついた JAWBONE。

というだけあってかけ心地はよいです。:-)
しいて不満な点を書くとすればフィット感です。これは JAWBONE そのものというよりも自分の顔、頭の形に関係することです。不満といってもそれほど大した不満ではないのですが、イヤーステムのサイズ(形状も関係あるかも)が私の顔には少しばかり大きいような気がします。そのせいでかけたときに少しサイズが大きく感じます。お店で試したときには気付かなかったのですが、何日間か付けてみて感じました。イヤーステムにもう少しカーブがついているとより確実なフィット感が得られるのかもしれません。かといって付けて走っているとずれ落ちてくるということもないので、逆にきつ過ぎて耳の上やこめかみのあたりが痛いよりは遥かによいです。もうちょっときつくてもいいかな。
レンズは高いだけあって高級感があります。手で触って皮脂で汚れたときなども、さっとひと拭きできれいに拭きとれます。これはすごくいいです。
JAWBONE 用の交換レンズの種類もとても多く、破損してもレンズだけを購入することができますね。調光レンズも別売りで用意されているので、いずれは調光レンズも欲しいですね。そうすると会社帰りの夜でもレンズ交換が不要になるのが嬉しいです。

JAWBONE は、Geroge Hincapie だけでなく Lance ArmstrongMark CavendishAndy Schleck などのトップクラスのロードレーサーも使っているようです。JAWBONE をかけたから速くなることはほぼ 100% ないと思いますが、プロが使っているといいに違いないと思ってしまいます。:-)

“オークリーが今までに作ったサングラスの中で一番ヤバいね”
ジョージ・ヒンカピー, プロサイクリスト、米国オリンピック代表選手

“The baddest racing glasses Oakley has made.”

— George Hincapie, U.S. Pro Champion and Olympic cyclist