Tokyo エンデューロ棄権のち応援

Blackcomb2008-12-14

今日は Tokyo エンデューロ 2008 の日。無情にも天気予報は1週間前からの予想通り朝からしっかりと雨。
車で2人ピックアップすることもあり、雨だけど予定通り5時起床。この時点では棄権するかどうか決めかねており、取り敢えず自転車を車に積み現地まで行くことにした。途中までは順調に準備していたけど、6時過ぎたあたりから、メールやらチャットやら電話やらがわんさかあり、出発が大幅に遅れる。あんじょーさんとツヨぽんをピックアップして国営昭和記念公園へ向かった。ツヨぽんの BMC は積んだけど、あんじょーさんはさすがにこの悪天候だったのでGIANTは積まず。
エントリーしたのは会社のメンバーで総勢11名3チーム編成だったが、レース会場まで来た(駐車場まで来て帰った1名含む)のが8名、自転車を持ってきたのは4名のみで、実際にレースに出場したのはわずか2名でした。私は、現地に着いても悪天候が変わらなかったので、出場しないことを決断。
9月、10月、11月、そして12月と4ヶ月連続レースにエントリしておきながら、骨折のため最初の3つは出場できず、最後の1つはようやく走れるかと思いきやこんな結果に(泣)。骨折した状態で雨の中無視して走って怪我でもしたら、ぜーったいボロカス言われるし、これ以上迷惑をかけられないので、勇気を出して棄権しました。雨もつらかったけど、気温も低くこの冬一番の寒さに感じられた。あの状況で走った人達はホントに凄いよ。


走っている人は1〜2周で自転車も服も顔も泥だらけ。しかも雨は一向にやむ気配なし。前半は「雨は友達さ」という名台詞をはいたサーチ男がかなりいいペースでかっ飛ばしている。Yuukiさんは約2分遅れくらいで回っていた。それが半分を過ぎたあたりだろうか、その差が1分を切ったようだ。するとなんと次の週に抜いていた。しかもサーチ男はなかなか来ない。いくらなんでも1周で2分近く遅れるとは思えないので、落車でもしたのかと心配していると、よろよろとサーチ男の姿がこちらに近づいてきた。どうやらハンガーノック寸前で15km/hしか出なくなってしまったらしい。空っぽのボトルも満タンに補充してあげて、みんなから饅頭を口に押し込められた。泥だらけと鼻水まじりの顔に饅頭を押し込められて、本人は少し元気が出てきたようだ。結局なんと饅頭4個平らげてコースに戻って行った。それからはもとの元気を取り戻していいペースで走っていたようです。
Yuukiさんも途中空腹に襲われたようなので、サコッシュ代わりに Amino Vital PRO ゼリーを高速パス。応援組も少しは役に立っただろうか。その後も全体の中でもかなり速いペースのいい列車に乗って快調に飛ばしていた。2時間以上走ってもあのペースをキープできるなんて凄いと思う。悔しいけど、今の私には出来そうな気がしない。
応援5人組は、途中あまりの寒さにカレーうどんで温まってしまいました。お2人様ごめんなさい。
リレーのはずが、悪天候のためメンバー総崩れとなり結局4時間ぶっ通しで走ることになった2人に拍手をおくりたい。パチパチ。

最後の1時間ほどはようやく雨もあがり、走り易くなってきたようだが疲労も蓄積してきたに違いない。雨と泥と寒さと考えられる悪条件が沢山揃っていたレースだけど、ずっと応援していると頑張って走っている姿がとても羨ましく思えてきました。
皮肉なことに4時間エンデューロ終了時刻の14:30頃には太陽が顔を覗かせ始め眩しいくらいでした。(私は走らなかったけど)皆さん、お疲れさまー! 来年はみんなで走りましょう。