最適クランク長

Fulcrim Racing Torq

自転車を新調するにあたって、フレームは勿論のこと、それ以外のさまざまなパーツについても悩み始めるときりがない。それが楽しくもあるのだが、ここでもやはり身長が高いことによる苦労がつきまとう。
それらについては(気が向いたら)おいおい書くとして、そのうちの1つがクランク長である。今の完成車に付いているクランクの長さは標準的な 172.5mm である。ハンドルは 44cm, ステムは 12cm と標準からするとかなり大きめのものがセットされているのだが、クランクは無難なサイズが付いていた。
以前からこれよりもう1つ大きいサイズの 175mm に交換してみたいという願望はあった。でもクランクセットってそれなりに値段もはるので、なかなか踏み切れなかった。175mm を回せるのかという心配もあった。そこで、今回新調する際に思い切って 175mm のクランク長にしてみようと考えている。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/crank.html にあるクランク長計算器によると、私の最適クランク長は 176mm、望ましいクランク長は 174〜179mm という結果だったので、この結果を素直に受け止めると、175mm というのはごく自然な選択であり、172.5mm は最適クランク長の範囲からも外れてしまっている。
無難にシマノのクランクならサイズの心配はないけど、ちょっと色気を出してカーボンクランクを見ると FSA や Fulcrum が気になる。純正のシマノが恐らく変速性能は一番良いのだろうと思うと悩ましいところです。Fulcrum は2つの代理店のうち、一方は 175mm は扱いがなくもう一方のみ辛うじて扱っているらしい。FSA のクランクにいたっては 175mm サイズは輸入すらしていない。注文できないことはないのかもしれないけど、半年以上かかるかもしれない...
背が高い人間が日本でロードバイクに乗るのは苦労がつきないのである。