サントリー ビール工場

Blackcomb2006-08-27

10:30からの予約をしていたサントリー武蔵野ビール工場見学(無料)に行ってきました。ここはサントリー最初のビール工場だそうです。
先ず最初は、こだわりの天然水や麦芽、ホップの紹介。実際に麦芽を食べさせてもらったけど、ほのかな甘みがあり、後のビールが楽しみになるgoodな演出ですね。ホップは香りのみを堪能。続いて仕込み、発酵、貯酒、ろ過、缶詰の機械や工程をビデオなどを交えて見学。生ビールの定義として「比熱処理」という言葉をよく耳にするけど、熱処理をするビールの場合は、ろ過の工程で熱を加えるそうである。恥ずかしながら知りませんでした。
見学のあとは、本日のメインイベント(?)のモンドセレクション最高金賞受賞の「ザ・プレミアム・モルツ」や丹沢水系の天然水で仕込んだ「天然水<生>ビール モルツ」の試飲。出来立てのビールを樽からついでくれます。あらためてプレミアム・モルツのうまさに感激。案内してくれた男性スタッフや受付にいた女性スタッフも爽やかで心配りも万全です。トータルとして満足のいく工場見学でした。所要時間は約60分と丁度良い長さでした。(余談: 女性スタッフの制服はスカーフをしていたこともあり、どことなくスチュワーデス風。1人美人もいました。:-))
以前行った横浜生麦のキリンビール工場見学と比較すると、少し物足りない部分もあった。サントリー武蔵野工場は実際に稼動している工場を見学するというよりも、工場見学というタイトルのもと製作されたパビリオンをガイド付きで案内されたという感じでした。やはり実際に稼動している工場をたとえガラス越しであっったとしても生で見てこそ、ここで作っているんだという実感がわきますよね。じゃぁ、サントリーのビール工場がつまらなかったかというとまったくそんなことはなく、きっとまた行くでしょう。
近年のサントリーは、やはりプレミアム・モルツを作ったことでぐっといい印象になっています。発泡酒の反動もあるんだろうけど、プレミアム・モルツの後を続けといわんばかりに日本のビールメーカー各社がこぞってプレミアムなビールを出して来ていますよね。先駆者的なサントリーには今後もプレミアム・モルツの味を守り続けて欲しいですね。