これこそが求めていたカメラバッグ Brevitē

この Brevitē のカメラバッグのことを知ったのは2015年にKickstarterのサイトでした。Brevitē はここで資金調達をしていたのですが、このときに目に止まったカメラバッグが私が探し求めていた理想的なカメラバッグに限りなく近いものだったのです。
ボストン在住の Brandon, Elliot, Dylan の3兄弟のうちの1人である学生フォトグラファーはカメラバッグとしても使えて、日常使えるバッグパックとしても使える物がないだろうかと探していました。しかし、なかなか良いものを見つけることができなかったそうです。そこで、市場にないのであれば自分たちで作ろうと決断して作ってしまったというのがこの Brevitē のカメラバッグです。彼らの掲げている下記のミッションも共感できます。話はそれますが、ミッションって書くのが難しいので、これは良い例として参考になります。

"We made this for you. For every creative mind that wants to go the distance. To allow you to go beyond, to dream beyond, and to live beyond anything you thought possible. Beauty surrounds us from the thin mountain air we breathe to the flickering of the cosmos that paints the sky. Go explore."

2015年は購入に踏み切れなかったのですが、翌2016年にラインアップが拡充されてディスカウントもされたことをきっかけに購入に踏み切りました。購入したのは、2015年のスタート時からあった The Original です。2016年8月にオーダーして、10月末に発送、11月にようやく手元に届きました。
このバッグの大きな特徴は着脱可能な protective insert です。通常のバッグパックに入れるための保護バッグ (bag in bag) のようなものは市販されていますが、これは最初から専用にデザインされており、もっとしっかりとした作りのものになっています。これを外せば通常のバッグパックになるわけです。いかにもカメラバッグという感じのものは欲しくなかったので、これは見た目は洒落たバッグパックに見える外観がとても気に入っています。この insert だけは使いまわして、他の The Rucksack や The Rolltop に使うといったことも可能なので、この辺りはよく考えられていますね。Web サイトにも書かれていますが、ざっと機能を紹介しておきます。
インテリア:

  • 自在にアレンジ可能な仕切り
  • 着脱可能な protective insert
  • 正面からも横のクイックアクセスドアーからもカメラ収納部分にアクセス可能
  • 2つの中サイズのポケット
  • ポケットない部にはメモリカードやさまざまな小物を収納できる10個以上のポケット
  • ラップトップ スリーブ




エクステリア:

  • 汗を逃がす背中部分
  • ショルダーストラップにレンズキャップバックル (52mm, 58mm, 67mm)とサングラスホルダー
  • サイドとボトムに三脚ホルダー
  • ボトルホルダー
  • 胸部分と腰部分のベルト
  • 下部にはレインカバーが収納



こんな感じで見た目だけでなく機能的にも至れり尽くせりなのです。私の一眼レフカメラ Canon 6D と 200mm のズームレンズ、標準ズームレンズなどもすべて収容できます。もちろんもっと沢山収容できるいかにもプロフェッショナルな感じのカメラバッグもありますが、私の用途はこのバッグくらいがベストです。決して超軽量バッグという訳ではありませんが、細部まで非常によく考えられており、機能美あふれ且つ頑丈なつくりのカメラバッグといえるのではないでしょうか。
沢山のレンズを長時間持ち歩くのは大変だけど、カメラとレンズをこのバッグに詰め込んで「冒険」したくなる、そんな気にさせてくれるバッグです。