ペダル交換: Look Keo 2 Max Carbon

富士チャレの落車のときから左ペダルの回転が渋くなったような気がしたので、円高の勢いでニューペダルをポチってしまった。
見かけ上一番派手に擦ったのがペダルだけど、まだ使えないことはない。たぶん実用上問題なく使える。とても気に入っており特に不満もなかった。でも渋くなった回転が気になりだすとずっと気になるし、予備にもう1個あってもいいし... まぁとにかく交換したわけです。
ニューペダルは、Look Keo 2 Max Carbon。今まで使用していた Look Keo ホワイト カーボンを買うときにこの Keo 2 Max が候補だったんですが、ハイグレードな Keo Carbon が型落ちでセールになっていたので、迷わずそちらにしたのでした。そして今回ついに購入の運びとあいなりました。
交換してまだ 100km 程しか乗っていないので、ほんとに初期のインプレッションしかわかりませんが、回転はとてもスムーズでペダリングも軽やかな印象。但しこの辺りは今までの Keo Carbon もかなり優秀だったので、優越は正直わかりません。もう少し乗っていくと回転がよりスムーズになっていくのかな。
着脱のし易さについてもいい勝負ですね。ほんの少しテンションが高いかも。ペダルとクリートの一体感は若干向上している気がします。これが踏み面の面積が大きくなったことと関係しているのかどうかはわかりません。このペダルの幅が大きくなって少しシマノの形状に近づいたようにも見えますが、フィーリングはやはり Look ですね。
耐久性についてはまだコメントできるはずはありませんが、プレートが付いたことにより向上しているに違いないと予感させます。
重量は、カタログ値 122g に対して実測 124g (片側のみ)。Keo Carbon が 115g だったので実質重量増になるけど、クリートとの接触面が増えてステンレスプレートが付いたにも関わらず 9g の重量増に留めたというのは Look の頑張りが伺えます。124g でも驚異的な軽さですけどね。高さは 15.7mm と変わらないのでサドルの調整は不要。
別売りのワッシャーを使えば Q-ファクターを 2mm 伸ばすことができるというのも新しい。これにより Q-ファクターが 53mm から 55mm に変更できるということらしい。私は現状の Q-ファクターで特に不満はないけど、調整したい人には嬉しい機能でしょう。
Keo 2 Max はカーボンだけではなくグラスファイバーモデルもあり、そちらはカタログ値 130g なので片方だとたったの 8g 思いだけ。基本性能は同じだと思うので、グラスファイバーモデルの方がコストパフォーマンスは高い。でも Keo 2 Max はグレーとホワイトしかないので、私の好きなブラックは Keo 2 Max Carbon にしかない。しかも Keo 2 Max Carbon の方が割引率がぐっと高かったので、結果として価格差がほんの少しだったというのも決め手でした。まぁ、こういうのは自己満足の世界ですから本人が喜んでいればいいんです。:-)