Mt.富士ヒルクライム - 1年振りのレース

(3日連続 Mt.富士ヒルクライムねたです...)
Mt.富士ヒルクライム当日、昨日の雨の影響はまったくなくこれ以上ないという程の好天に恵まれました。


普通雲の1つくらいかかるものだが、今日はまったくなかった。

交通事故での骨折や悪天候によるレース中止などが重なり、5本エントリーしたレースがすべて不参加になっていました。このMt.富士ヒルクライムでようやく参加できました。結局レース自体は1年振りということになります。
5月以降、帯状疱疹や膝の痛みに苦しみ、ずっと乗れない日々が続いたときは正直へこんだけど、無理して乗ると痛くなるのは目に見えていた。皮膚科、整形外科、そして整骨院と病院三昧の日々でした。グルコサミンとコンドロイチンも毎日かかさず飲んだ。この2週間は自分でも信じられないくらいストレッチとマッサージを入念に行いました。
先週久しぶりにジテツウで自転車に乗ってみた。10km 満たないところで、少し痛みが出るのでそれ以上の距離を乗る勇気はなかった。このMt.富士ヒルクライムはどうしても参加したかったので、その前に壊れてしまっては困るのです。
三味線を弾く訳でもなんでもないけど、25km登り続けることができるのかまったく自信がなかった。ヘルペスの背中の痛みもまだとれない。膝は爆弾をかかえている。目標は完走だけど、意地は見せたかった。無茶かもしれないけど、去年の自分のタイム(1:22:50) には負けたくなかった。支離滅裂かもしれないけど、目標は完走だけど悪あがきして、去年の自分のタイムと申告タイム (1:20:00) の2つは念頭に置いておいた。
7:10 a.m. 第3グループとしてスタート。このグループはアスリートクラスを除けば、男子では一番申告タイムが速い人達の集団ということになります。ちょっぴり不安だけど、スタート地点までのパレード走行のときにもう既にかなりハイテンションになってきた。この興奮はレースという特別な場でのみ味わえる。
最初の5kmは抑えめのペースを心がけた。ところが心拍が 101% となっている(最大心拍数が間違えているみたい)。2kmちょいのところで an さんを抜く。膝はまだ大丈夫そう。5km地点のタイムはほぼ予定通り。
5-10, 10-15km は少しペースをあげようという予定だった。ここが思ったほど時間短縮をはかれなかった。案の定、5-10kmの辺りで、膝裏にいつもの痛みの気配を感じてしまった。でもまだそんなに大きな痛みには至っていないので、行ける所まで行ってみることにした。
膝対策のペダリングは、なるべく負荷をかけないことと引き足を多用することの2点。すばるラインならこの作戦が通用します。
もう1つ気になっていたのは、レース中に脚が攣らないようにする/なる方法です。対策としてはミネラル摂取。効果があったかどうかは不明ですが、走行中何度かふくらはぎの辺りが「ひくひく」となり、いつ攣るんだろうかとドキドキもんでした。結局脚はひくひくはしたけど、攣りませんでした。
タイムは速報によると 1:22:08.93 でした。上述のようなコンディションを思えば、上出来といえると思います。一応過去の自分にも僅差で勝ったことですしね。:-)
もともとの申告タイムが 1:20:00 だったので、それに比べれば2分遅いことになります。これは来年の目標ですね。
1年振りのスバルラインはちょっぴり、懐かしかった。久しぶりにレースの緊張感やアドレナリン分泌、そして「攻める」ダンシングをした。この感動をもっと多くの仲間とあの5合目で共有できたら素敵です。