半年位前まではバイクのチェーン用潤滑剤といえば Finish Line Teflon-Plus DRY Lube Lubricant (テフロンプラス "ドライ" ルーブ)*1でした。赤ボトルと勝手に呼んでいます。
これの良い点は、摩擦の低減によってチェーンの音がとても静かになること、そして何といってもとてもサラサラしているので汚れが付きにくいです。比較的安価で売っている店が多いこともポイントですね。
悪い点は特に思い当たらないのですが、強いて言えばそれ程持ちが長くないということでしょうか。私は比較的コマ目に注油するので、特に気になったことはありません。
そしてもう1つ、半年ほど前からよく使うようになったのが、同じく Finish Line の ROAD Ceramically Reinforced (ロード チェーン用潤滑剤)*2です。こちらも勝手に金ボトルと呼んでいます。
金ボトルの良い点は、強化セラミックによる超高性能合成潤滑剤とうたっているだけのことはあり、チェーンのフリクションがなくなります。上述の赤ボトルが「音が静かになる」とすると金ボトルは「音がしなくなる」といっても決して大げさではありません。このおかげで平均速度が上がるかどうかはわかりませんが、少し速く走れるような気がします。しかもこの皮膜は赤ボトルと比べると効果が長期間持続します。チェーンの潤滑剤としては断然こちらがお勧めです。
悪い点は、赤ボトルと比べると汚れが付きやすい点でしょうか。個人的にはそれほど気になるレベルではありません。あとこちらの方がほんの少しだけ価格が高いです。とは言っても他社製品と比べると十分安い方だと思います。
ただ、Finish Line のサイトのルーブのページを見ると、この ROAD が見当たりません。なくなったのでしょうか? Ceramic WAX Lube とかもまた今度試してみたいですね。