愛車が延命をかけて入院

ディレーラー直付ゲージ

今朝自転車屋さんに FP1 を見てもらうために持って行った。心配だったのは、後輪が外れなかったので、シートステーやエンド辺りがどの程度ダメージがあり、乗れるようになるまでに復活させることができるのかという点である。
店長が作業しているところを見るのは楽しい。見たこともないような工具を駆使して、苦労の末何とか後輪は外れた。エンドとディレーラーハンガーが主に前後方向に衝撃を受けて変形しており、幅が狭まったために外れにくくなっていたようだ。
そこを力技で少し元に戻してから、電動ヤスリとヤスリで削って幅を広げてもらう。これ以上戻すと破損するという手前で戻すことを止めてから、削るという選択は見ていて感心する。カーボンステーの破損程度もチェックしてもらったけど、幸い軽い傷のみで大きな問題はなさそうとのこと。
その後、ハンマー、電動ヤスリ、ノギス、フォークアライメントツール、ディレーラー直付けゲージ、それから見たことがない自転車専用の工具をいくつか駆使して、ホイールが着脱出来かつ大きな振れがないレベルまで修復。何でもかんでも新品交換するご時世に、原始的な手段も混じっているけど、こうやって修復してもらえるのは、本当に有り難い。最近 SBM 養成講座も受けたらしく、やっぱり専門家は頼もしいです。
それ以上の精密なチェックやワイヤーの張り直しなどをお願いするために、今日は自転車を預けてきた。今度は自転車が入院だ。
下りで猛スピードを出したり等あまり激しい乗り方をしなければ、普通に乗れるレベルまでには修復できそうな感じである。もしそうなるとすれば、新しいバイクを手に入れるまで(もし FP5 ならば来年 3〜4月まで)はコイツを延命させて、なんとか凌ぐという選択肢が少し見えてきた。9月30日から10月2日にかけて、多くのメーカーの展示会があり、ニューモデルが発表されるらしい。それを見てから自分の欲しいモデルを決めても遅くなければそうしようかなと思う。ニューモデル発表予定のメーカーで気になるところは、TIME, ORBEAKUOTA は10月中旬から下旬の予定らしいです。
それはさておき、自転車に乗れるようになる日は、そう遠くないかもしれない。