図書館で MetaFrame

今図書館でこのブログを書いているのだが、実はここの図書館で初めてPCを借りた。PCは12台程設置されており、見る限り液晶モニターとキーボード、マウスがあるだけで本体は見当たらない。超小型のPCを机の裏辺りにうまく隠しているのだろうと思っていたけどこれは間違いであった。カウンターでPCを借りたいと申請すると、PCの番号が告げられるのでその場所に行くと先ほどまで真っ黒だった画面が何やらブート中の画面に変わっている。そこにはまだ誰もいない。つまり誰もモニターが設置されている場所で電源をONにしたわけではない。まもなくLogonプロンプトが表示された。ユーザー名は "guest" が既に入力されている。パスワードはブランクのままEnterをたたくとあっさりログイン。自動的にIEが起動された。もしやと思いタスクマネージャを起動してプロセス一覧も見ると、wfshell.exeがいた。Citrix MetaFrameが動いているようだ。OSはWindows Server 2003 Standard Editionだった。建物がきれいなだけではなく、ITインフラもなかなか立派である。これならば、Shared Computer Toolkitのようなものを導入したくなっても1台1台渡り歩く必要はない。やっぱり、Terminal Serviceは便利ですね。ただ、仕方がないことなのかもしれないけど、FortiGuard によってサイトがけっこうきっちりブロックされているので、ちょっとアフィリエイトのサイトや mixi をブラウズしようと思っても "You have tried to access a web page which is in violation of your internet usage policy." と言われてブロックされます。今のところ「はてな」は大丈夫でした。:-)
ちなみにDVDの視聴も完全に遠隔操作でDVDディスクは機械室のようなところにあるプレーヤーで再生され、客はディスクを持たずにヘッドフォンだけを持って液晶TVが設置された個室ブースに行くと自動的に再生がスタートする仕組みになっている。つまりローカルにはDVDプレーヤはありません。