落車で鎖骨骨折。即入院

12月15日の朝、いつものように自転車で通勤していたときのことである。場所は府中街道(東京都道9号川崎府中線)のとある地点。自転車なので当然左端を通行していたのだが、前方に車が路上駐車していたので、早めに後方確認してから車が来ていないことを確認してから少し右側に進路を変更した。
事故はその直後に発生。一瞬何が起こったのか分からなかったけど、道路の真ん中辺りに長さも幅も深さも巨大な轍というかアスファルトの亀裂があり、そこにタイヤがはまってしまい、制御不能になってしまった。はっきりとは覚えていないが、一瞬ハンドルが90℃近く曲がってしまって急いで立て直そうとしたような記憶がある。残念ながら制御不能になったバイクと私は左側に叩きつけられるように転倒。まさかの落車である。左肩を強打。それ以外は左膝、左脚付け根、左ひじ、頭なども打った。もちろんヘルメットは被っていたので頭はなんともありませんでした。
原因となった轍というか道路の亀裂は下の写真のような感じで、大よその大きさは長さ100cm以上 x 幅13cm x 深さ8cm とかなりの大きさのものでした... 時速30km/hでこれにはまったらかなりの確率で落車するんじゃないかと思います。


道路の真ん中辺りに投げ出されたので、危険だと思い立ち上がろうとしたが、座るところまでは出来ても思いの外ダメージが強く立ち上がることが出来ない。後方を見るとこちらに向かってくる自動車が停止してくれている。向かい側にあったスーパーの花屋さんの店員が出てきてくれて、私に肩を貸してくれ、歩道まで連れて行ってくれた。もう一人の方が自転車を歩道まで運んでくれた。まだスーパーが開店する時間ではなかったが、朝の早い花屋さんがあり、優しい店員さんがいてくれたおかげで命拾いしました。その後、救急車も呼んでいただきました。本当にありがとうございました!後日御礼に伺います。
最初は、救急車を呼ぶ必要があるのか判断に迷ったが、1分も経たないうちに左肩がまったく動かないということを自覚し、「折れたかも」という気がしたので観念して救急車を呼んで頂きました。
救急車が来るまでは5分もかからなかった。救急車に乗りこんでから、身元や事故の状況など色々と質問されて、自転車については「自転車の鍵はもっていますか?持っているのであれば鍵をかけてここに置いておいて後でご家族の方にでも取りに来てもらってください。救急車では自転車の搬送はできませんので。」とのこと。私はさすがにロードバイクをちゃっちいワイヤーロックだけで放置しておくのは盗んでくださいと言っているようなものなので、それはやりたくない。しかし、ロードバクのことをまったく知らない救急隊員にその思いを説明するのは難しい。そこで「申し訳ありません。ここに置いていくことはどうしても避けたいです。自転車の幅はすごく細いのでここの隙間に入ると思います。何とか運んでもらうことはできませんでしょうか?」と拝み倒して、積んでもらいました!

その後、病院い付いてから家族に引き渡し、自家用車に積むところまで手伝っていただいたそうです。救急隊員の皆さま、本当にありがとうございました!
最寄りの病院まで救急車で搬送されて、診断の結果、左鎖骨骨折で手術が必要なレベルなので入院決定でした。入院生活については、後日ブログに書こうと思います。
事故発生現場は、自宅から6kmほどのところだったのが不幸中の幸いで、入院先の病院も自宅からは近い場所でした。
自転車などの損傷に関しては後日確認したところ、体以外でダメージのあったのは、ウェア上下(Rapha)、ヘルメット(Giro)、シューズ(Giro)、ツールボックス、ハンドル(3T)、バーテープ(Cinelli)、左STIレバー(Shimano)、タイヤ前後(Continental)、ホイール(Fulcrum)、サドル(Fabric)辺りでした。





細かい擦り傷まで含めると、フレーム(Colnago)、サドルパック(Apidura)、グローブ(Rapha)、クランク(Quarq)辺りも少し傷ついていました。カーボンフレームにクラックが入るという事態にならなかったのがせめてもの救いです...