4月1日から休暇を取って3泊4日の旅行に行ってきました。とても良さそうな宿が予約できたので両親を連れて行きました。これもちょっとした親孝行のひとつでしょうか。
空港からレンタカーを借りてロードトリップです。とは言っても今回は移動距離はかなり少なめにして、のんびりできる時間を持てるような旅程にしました。
やまなみハイウェイ
目前にそびえるくじゅう連山、九州屈指のパノラマをひた走る。やまなみハイウェイのハイライトと言えば、くじゅう連山の火口(硫黄山)に向かう美しい直線道。ここは標高1018mだそうです。この辺りは、かなりの山岳地帯で景色もいいので、プロのロードレースなどを開催するとハードで見応えのあるコースが作れそうです。うねうねと坂を上っていると、自転車脳の私は、この坂は斜度はどれくらいだろう?とか、ギヤは足りるかなとか、いろいろと想像してしまいますが、今回は自転車は持ってこなかったのでドライバーに徹しますw
タテ原湿原
くじゅう火山群の山麓遊水地にある湿原。そもそも湿原に潜入するのは、今回がたぶん初めて。山岳地域に形成された中間湿原では、国内最大級の面積を持つことなどから、国際的にも重要な湿地であると認められているそうです。湿原は、木道の綺麗な散策路が整備されており、トレイル(というより今回はお散歩)が楽しめます。コースは800m〜2.5km。マップはこちら。
隣接するビジターセンターは、なかなかちゃんとしたところで、タテ原湿原だけでなく周辺の名所の案内もタッチパネルでチェックできるようになっています。無料の大型マップの紙質がびっくりするくらい立派なのでぜひもらっておきましょうw
スカイパークあざみ台
南に阿蘇五岳、振り返ればくじゅう連山が広がる標高1036mのパノラマ絶景地。レストハウスにはレストランや売店などもあり。4月〜11月はヘリコプター遊覧飛行も行われているようです。詳しいスケジュールや料金などは不明ですが、天気のいい日に上空から眺める景色は格別なんでしょうね。
パルクラブ大地乃湯
ランチはパルクラブ大地乃湯敷地内にある巨大なログハウス石窯ダイニングfuu。ここで厚切りベーコンがたっぷり乗ったピザを注文。レストランの真ん中にある大きな石窯でピザを焼いてくれます。17cmと25cmがありますが、17cmはかなり小さめなので男性は迷わず25cmをお勧めします。レストランの前のツリーハウス「あそび小屋」にはハンモックや遊具があり、子供も大喜びすると思います。大人の我々もハンモックやブランコはたっぷり楽しみましたけどねw
ここの温泉は300円という良心的なお値段。家族風呂も1500円。今回は先を急ぐ必要があったので、ここでのお風呂は我慢して足湯だけにしておきました。いちご狩りもあるようだけど週末のみということでこちらも残念。
トライアル温泉郷 久織亭
今回の最大の楽しみのひとつが、この久織亭。阿蘇くじゅう国立公園のほぼ真ん中、森閑として静けさに包まれた高原に62,000坪の敷地を擁する宿。泊食分離スタイルで、全室にリビングと部屋付露天風呂を備える贅沢な造りながら、リーズナブル。
部屋付露天風呂以外にも5つの家族風呂や大浴場もあって、一日何度でも色んな温泉を楽しめます。まあ、部屋付き露天風呂では憧れの「温泉につかりながらビール」ということもできました。幸せ (^^)/
食事は、かなり洋風な建物のレストランで和食を基本に洋風のエッセンスを取り入れた凝った内容。オーソドックスな懐石料理よりもこっちの方が個人的には好きですね。しかもサラダやデザートなどの一部はバイキング形式なので、満腹にならない方が無理です。
部屋は2階部屋ありで、とっても広々としていました。アメニティも充実しており、いろいろと細かい点も含めて大満足です。ここはきっとまたいつか利用することになるでしょう。
湯布院
久住高原を後にして、今度は湯布院に立ち寄りました。
大分川沿いの桜と菜の花が綺麗なスポット、金鱗湖、(泊まらなかったけど)亀の井別館など。湯布院は観光名所なので、久住高原の辺りに比べると観光客も多く、お土産やさんも沢山です。通りを歩いていてもレストランに入っても聞こえてくるのは中国語、韓国語、そしてたまに英語など外国語の方が多いくらいです。平日で天気も良くなかったということもあるかもしれませんが、外国人観光客の誘致はかなり成功している例と言えるのではないでしょうか。