fi'zi:k ALIANTE VS X k:ium

2年半ほど前に買った fi'zi;k Aliante でサドル探しの旅は一応の終幕を迎えたのだが、ニューサドル買ってしまいました。
年末に退院して3月から実走でも自転車乗り始めてから異変が起きてしまったのです。どうにもこうにも尾てい骨が痛いのです。しばらく乗っていなかったこともあり他にも色々と股間が痛いのですが、この尾てい骨の痛みは経験のないものでした。
そんなとき、Fizik Aliante VS X (K:IUM レール付) というサドルがあることを知りました。真ん中に20mmの深さを持つチャネル(溝)が効果的に負荷を分散するというではないか。しかも限定カラーでホワイトバージョンも出ているではないか。仕方なくぽちっとw

届いてみてびっくり。ホワイトを買ったつもりがブラックを注文していた。ブラックにするとかなり印象が違うけど、まあこれはこれでいいか、と思いそのまま使うことにしました。
従来品のVERSUSよりもさらに豊富なパッドという触れ込みですが、VERSUSを使ったことがないので比較できませんが、Aliante と比較すると、Aliante の方が柔らかくてクッション性が高いです。これは宣伝文句とはかなり違う印象。穴あきサドルもそうですが、穴または溝につながるエッジが思いの外硬質な印象です。指で座面を押してみたところ、VS X と通常の Alianteでは明らかに通常の Aliante の方がクッション性が高いです。
私はお尻そのものの肉パッドが薄いことと、尾てい骨や坐骨、恥骨など骨が結構でているので、どうしてもそこが痛くなりがちです。
この VS X にはその辺を期待したいのですが、実際に 20km を2回ほど走った感じだと、ポジションを選ばないという謳い文句は私の場合当てはまらなかったです。一定距離以上でポジションが決まらないとエッジの端部分が痛くなり始める可能性はあります。個人的には、乗ってみた第1印象は「普通」でしたね。これから乗っていくうちにいい方向に印象が変わってくれることを期待。(たぶんない...)
今までの Fizik Aliante カーボンサドル +カーボンブレード レールは実測214g でしたが、今回の VS X は実測 275gなので60gの増量となりました。