CX バイク組立その6 - Avid Shorty Ultimate カンチレバーブレーキ

今週末はカンチブレーキの取り付けを行いました。
フレーム購入時、ディスクブレーキにしようかカンチブレーキにしようか迷った挙句カンチブレーキにしました。制動力ではディスクブレーキの方が優れているのは明らかですが、いかんせんホイールの選択肢が限られてくるので今後ホイールを交換するときのことを考えてまずはスタンダードにカンチブレーキにしました。
あの正面からケーブルに引っ張られている佇まいも好きですし、Van Dessel の Gin & Trombones はフレームがカンチでもディスクでも対応した作りになっているのも拡張性があってポイント高いかも。将来ディスクブレーキに変更する場合は、フロントフォークの交換のみで対応可能となっています。
カンチブレーキのことはまったく知らなかったので、色々と調べた結果、Avid Shorty Ultimate に決定しました。制動力の高さ、調整項目の豊富さ、高剛性で軽量、ブラックのボディに差し色の赤というルックスが私のフレームにもマッチしそうだったので、もうこれしかないと。今回のパーツの中でも一番のお気に入り化も。
カンチレバーの取り付けはもちろん初めて。アーチケーブルや振り分けの小物などロードでも見かけないものがちらほら。
ケーブルの長さ、アーチケーブルの角度、スプリングテンションなどの組み合わせを意識しながらの調整は結構苦労しました。最終的にはそれっぽい張り具合になりましたが、実装や初期伸びなどで調整ががくっと狂うかもという心配はありますが、ひとまず取り付け完了です。
最後にスプリングのテンションを調整しますが、15mm のスパナが必要です。このサイズはペダルレンチと同じサイズなのでたまたま持っていましたが、要注意ですね。また、このスパナでぐいぐい回すときはパートを痛めてしまうので、ガムテープなどで保護してから締めることをお勧めします。

泥の混入などを考慮すると、ブレーキシューとリムの間隔はもう少し広く取った方がいいかも。タイヤを外す際も空気を抜かないと外れなかったし...
十数回強くレバーを握ってケーブルをなじませてから貼り直したとはいえ、やはり効き具合などの調整がうまくいているのかは不安ですね。早く実走で確認したいです。

Avid Shorty Ultimate カンチレバーブレーキの実測は、フロントが左右セットで 108g (ネジ類 27g含まず)、リアが左右セットで 106g でした。他をよく知らないのですが割と軽量かな。