CX バイク組立その2 - ヘッドパーツ、ステム、コラムカット

下玉押し圧入も無事終わり、後は沢山あるヘッドパーツを順番にセットしていきます。アッパーベアリングカバーはシクロクロス用のものは前方に像の鼻のようなものが伸びています。ここにフロントのカンチブレーキのワイヤーを通してあげることになるのでしょう。
そしていよいよステムです。今回はアングルとカラーリングを考えて手持ちの 3T のステムを付けることは止めて新しく Thomson Elite X2 というステムを選びました。

いろいろと調べているとシクロクロスの世界ではこの Thomson のパーツが割と多く使われていることがわかり、理由は高剛性、高品質でかつ軽量 (その割にはーズナブルな方)だということです。見た目は地味ですが、あまり自己主張がない分、バイクに合わせやすいともいえます。サイズは 1-1/8″ x +/-10° x 120 mm x 31.8 mm で、重量は 147 g です。大ぶりなクランプ部のわりには重量は抑えられていますね。まだポジションが出ていないので、ステムの上下にはスペーサーを 10mm ずつ入れました。
そして長さをみてコラムにマジックでマークして、コラムカットです。Yuuki に借りたソーガイドと akirasek にもらった鋸が今日も活躍です。ぎーこぎーこと約4.5cm切断。ところが実際に装着してみると、3-5mm 程まだ長いということが判明。再度5mmほど切断。2回目は鋸の刃が弱ったのか、まったく切れませんでした。(ToT) それでも根気強く続けてなんとか切断。結局 5cm カットして17gの軽量化でした。

最後にプレッシャーアンカーで固定です。Gin & Trombones の場合は、フォークにはプレッシャーアンカーが付属していましたが、FSA のヘッドパーツにはスターファングルナットが付属していました。

最初はFSAのスターファングルナットはキャップにロゴなどが入っているのでこっちにしようかな、と思っていたら、スターファングルナットは強度の問題でカーボンには使用しないでください、というブログをいくつか見つけました。危ない危ない (^^;; 結局プレッシャーアンカーで固定してヘッド周りはこれで一応終わりですね。今日までのところはこんな感じ。

次回は BB、クランクセット周辺に着手しようかなと思ってます。