CX バイク組立その1 - ヘッドパーツ圧入

4月に「Van Dessel 返品交換品のフレーム再到着。かっこいい!」で書きましたが、実はフレームが到着してからまだ何もパーツを組む見つけていませんでした。ちょこちょこと買って準備はしていたのですが、忙しくてなかなか手が付けられず...
ようやく今日から始動です!まずはフォークを取り付けないとホイールが取り付けられない。ということで最初にやることはヘッドパーツの取り付けです。フレームに付属してきたヘッドパーツは、FSA の CX 用。モデルは恐らく C-40 CX というインテグレーテッド ヘッドセットだと思われる。

写真ではいくつかのパーツは接合済みだけど、部品点数は12点。ヘッドパーツのゼロからの組み付けは初めてなので、順番を間違えると大変なことになりそうなので、蹴飛ばして散らかさないように細心の注意をはらいましたw
圧入の自作工具とソーガイドはYuukiに貸してもらいました。いつもありがとう。ソーガイドはそろそろ自分のものを買おう...

まずは上側のベアリングを圧入。グリスをたっぷり塗ってベアリングをヘッドパーツにはめて、写真左側の自作工具を使ってヘッドチューブの上下で挟み込み、モンキーレンチで締めていきます。どれくらい締めればいいのかはわからないので適当に (^^; ここはそれほど力を入れずにすんなりと終了。次は下側のベアリング。こちらは、手を離せば落ちるかもというほどなので、圧入の必要は感じられなかったので、少し拍子抜け。

今回の難関は、クラウンレース。下玉押しと言った方が通りがいいのかな?こいつをフォークコラムに圧入しなければいけないようである。試に手ではめてみると途中まではコラムの径が 28mm なのでするする入るけど、下の方に行くと広がっているからそこで止まってしまいます。一番下までは約 1cm。グリスを塗ったりしたけどまったく微動だにしません。いろいろ調べたら塩ビパイプを通してパイプを叩いて圧入しているケースが多いことがわかった。専用工具は高いし、次いつ使うかわからないので、ホームセンターに行って塩ビパイプを買ってきました。

購入した塩ビパイプは VU40 というもので、外径48mm 内径44mm。このサイズはクラウンレースの内側外径 44mm 外側外径 50mm を叩くには丁度いいサイズ。1m 235円なり。これを 32-33cm くらいに鋸で切断して使用。このパイプをフォークコラムに通してクラウンレースにあてます。いろんな人のブログだとハンマーで塩ビパイプをがんがん叩くとあったけど、フォークを下にして叩くとフォークの先端に傷がつくのではという心配があったので、塩ビ管を下側にして、フォークと一緒に持ち上げてから地面(コンクリート床)に叩きつけます。クラウンレースが真っ直ぐになっているかどうかをこまめにチェックしながらがんがん叩きつけます。最初はさっぱりだったけど、少しずつ手応えが得られるようになり、最終的には綺麗に入ってくれました。一瞬諦めて自転車屋さんに持っていこうかと思ったけど、それをやめてホームセンターに行ってよかった〜と満足した瞬間でした。

今日はここまで。次は残りのヘッドパーツとステムのお話を書きます。