ポータブル高圧洗浄器 mobi V-17

高圧洗浄器といえばケルファーが圧倒的に有名ですが、私がちょっと前に購入したのは mobi V-17 という商品。
これはたまたま Chain Reaction Cycles で見つけた物で、なぜ自転車用品の店で売っていたのかというと、MTB, CX, そしてロードバイクの洗浄にもとても効果があるからです。特に最近のシクロクロスブームで、高圧洗浄で一気に泥を落としたいと思っている人は少なくないはず。当の私はまだシクロクロスバイクを持っていないのですが... ただ、最近周囲からの「はよ買え!」というプレッシャーはすごいものがあります。(^^;
この mobi V-17 の最大の特徴はバッテリー駆動できるということでしょう。だからタンクに水さえ入れておけば電源のないところでもどこでも高圧洗浄ができてしまうんです。タンクの容量は 17L なのでバイク1台分どころか2台でも洗えちゃうかもしれません。下部にはキャスターもついていて本体を転がして移動することもできるし、ショルダーストラップもあるので、本体の持ち手だけでなく肩にかけて持ち運ぶことも可能です。
内蔵バッテリーだけでなく車のシガーライターから 12V DC をとって駆動することもできるので、バイクと mobi V-17 を車に積んで行って、現地でバイクが汚れてもきれいにしてから車に積むことができるようになるので、車のトランクを汚したくない人にも重宝しますね。
水圧は 43.5 〜 130.5 PSI なので悪くないと思います。本体サイズは 450 x 285 x 365mm、重量は 7.5kg。タンクに水を満タンに入れるとかなり重くなりそうです。
マルチリンガルの取り扱い説明書(英語あり)が付属しています。使用方法そのものはいたって簡単なので読まずとも使えますが、バッテリーに関する注意(例えば使用後は充電して保管。長期間使用しない時も充電)などは必読です。
電源プラグの形式は UK の方式ともう1つ違うタイプの変換アダプター付きですが、当然どちらも日本のアウトレットにはささりませんので、変換アダプターをかましてあげるか日本のプラグに付け替える必要があります。私は変換アダプターを購入。日本の電化製品を海外で使う多恵のプラグアダプターは沢山あるけど、その逆となると極端に品数が減りますね。(写真手前が変換アダプター)

この電源コードを接続して内蔵バッテリを充電します。充電が完了するとオレンジに点灯していたLEDがグリーンに変わるようです。
試に 3L くらいタンクに水をいれて使ってみました。使い方は簡単です。まずは電源ボタンですが、真ん中の位置が OFF、右が内蔵バッテリーをON、左は DC12V をONです。電源ボタンを押すと、モーターが回っているような音がします。このときは水は出ません。ホース先端の吹き出し口側のハンドルを引くと水が噴射し、放すと水が止まります。レビューで書かれていたような水漏れはありませんでした。吹き出し口の先端を回転させて、ジェットまたは拡散といった水の出方を調整できます。圧は、他と比較したことがないのでよくわかりませんが、なかなかいい感じです。これは使えそうです!