第6回 wiggle 東京ヒルクライム NARIKI ステージ

(このブログは1週間遅れで書いています...)
8月26日に開催された第6回 wiggle 東京ヒルクライム NARIKI ステージに出場してきました。
先日初めて試走したおかげでこのコースが激坂だということを知ったので、カセットは12-27Tに変更して挑みました。コースはこんな感じでところどころ飾り付けがあったりして、雰囲気を盛り上げています。

今回からスポンサーに wiggle も付いたようで、随所に wiggle のロゴが見られました。そしてゼッケンにも wiggle のロゴがあったのでこんなに wiggle だらけだった日もなかったかも。勢いは留まるところを知らないといったところでしょうか。

スタートは少し遅めの10:00。スタートラインは珍しく(たぶん初めて)先頭から2列目に並ぶことができました。周りには実業団チームの人達や JCRC Sクラスで走っているような人たちがいて、何とも場違いな気がしましたが、空いていたので許してくださいｗ
ところがスタート1分前の案内があった後、スタートラインの前にいた先導車がエンスト。なんどもエンジンをかけようと試みていたけどなかなかかからず。周りの皆さんも半分凍りつき、半分苦笑いといった状態。15〜20秒位トライしてなんとか始動。拍手喝采ｗ
1分前というアナウンスの後には当然30秒前とか10秒前とかいうのがあるだろうと思っていたら、いきなりピーっとスタートの合図。慌ててスタートですｗ そのせいかサイコンとスタートボタンを押すのも忘れて、一気にハイテンションになって何だかバタバタしながら走っていました。途中でサイコン押し忘れに気づいて押したのですが、一体今自分が何km走ったのかわからないというヒルクライムには辛い状況になってしまいました。
前半5kmは平坦*1だったので一気に猛スピードで発射。私も必死で先頭集団にくらいついていきました。だいたい 33-36km/h 位のスピードで緩斜面を走っていたので、ここでちぎれると空気抵抗をもろに受けてしまうので、行けるところまでついて行った方が結果楽だろうと判断。
恐らく 3km 位までは先頭集団についていったのですが、さすがにこれ以上無理してくらいついていくと登り区間が始まった瞬間に死んでしまいそうな気がしたので、ついていくことを諦めました。ここがレベルの差ですね。
激坂区間に入ってからは事前に試走していたので、いいペースで登って行きました。というわけにはいかず(苦笑)、やっぱりきつかった。27Tを装着していたけど、あっという間にインナローです (^^;;
実は色々と思うところがあって、8月上旬頃からちょっと登りのフォームを修正しました。別に特別なことではなく、前乗りになりがちだったのをやめてサドルの中心から後ろに座るようにして状態は起こして力まずにといった感じ。結果としてスピードが速くなったのかというと正直わかりませんが、疲れ始める距離が少し伸びたような気がします。あくまで気がするだけですけどね。
後半の激坂区間はもうホントつらいです。特に目標タイムなども何も考えずに走っていたのがよくなかったのと今何km地点なのかもわからないという状態です。確か残り 2.5km という看板があったなという記憶だけが頼り。あまりにも坂がしんどいので、何度か集中力が切れてしまいました。ふっと意識が遠いところにいって自分のハーハーという息の音だけが聞こえて、ふと我に返ると止まりそうなくらい遅く走っていたりと。その都度、いかんいかんと奮起してダンシングでリズムを刻もうとするのですが、これが長続きせずすぐにまたがっくりと腰をおろしてヨロヨロと登っていくという感じ。

途中、沿道の地元の皆さんによる声援や和太鼓などで元気づけられました。この大会はこじんまりとした、でも手作り感のあるいい大会ですね。あと1kmという声が聞こえてようやく自分のメーターとの誤差がわかりました。約1km走った後にスタートボタンを押したようです。
そしてゴールが近いという地点で kazubl さんに声をかけられて抜かれたのですが、ついて行けず。ゴールの垂れ幕が見えて急いで最後の力を振り絞ってゴール。いや〜、やっぱりきつかった。そしてゴール地点では冷えたスイカがふるまわれて、これがとてもおいしかった(下山してからはおいしい豚汁がふるまわれ、暑いと思いきや意外と大丈夫でした)。
ここで keita4989 さんにもお声掛けしてもらいました。くやしかったのは、1人女性に負けたこと。途中登りで少し離されたけど、すぐに追いつくだろうと甘く見ていたら結局追いつくどころか逆に離されてしまった orz 後でわかったけど、その人は女子のダントツ1位の人で OKUTAMA ステージでも優勝した人でした。でもやっぱり悔しい。
結果は、32分17秒で 270人中 75位でした。う〜む、私の脚力では30分切りは難しそうだけど、あと1分は縮めたいですね。年代別順位の結果が出ていなかったので総合順位とそこに書かれている年齢に基づいて40代の順位を見てみると40代では18位でした。年齢をみていくと私より年齢が上で順位も上という人は50代で優勝した人一人だけでした。来年も出なければ！
今年は乗鞍と日にちが重なったこともあり、強豪がいつもより少なかったという話も聞きましたが、入賞にからまない私レベルの人にはあまり関係のない話で、今回初出場で自分のタイムがわかったので、次回出るときはこのタイムを上回るという目標ができました。欲を言えばあと1分は縮めたい。でもどうやったらあと1分も早く走れるのかは、... さっぱりわかりませんｗ
それから参加賞はサイクリングキャップでした。これはなかなか実用的でいいですね。

*1:平坦とはいっても殆どは2〜3%で緩やかに登っており時折5%になる箇所もありました