GONTITI コンサート

今日は待望の GONTITI のコンサート。ただのコンサートじゃありません。GONTITI が我が街にやって来るのです。自宅から歩いて行ける距離のホールでのコンサートなら、行かない手はないなと。しかもそこのホールが音響がいいのは既に知っている。今日の席は前から9列目。ちょうどいい距離。
3:00 開演で登場したゴンザレス三上チチ松村は2人とも上質そうなダークスーツという出で立ち。中央に2人並んで座り横にはアコースティックギターマンドリン、ソプラノギターなどが立てかけられています。そしてギターはエレアコではなくマイクで拾っているけど、実際の生音も聞こえるほどの生々しさはライブならでは。すぐ後ろには木目が美しいかなり大きなスピーカーが2台。あれはどこのスピーカーだろう。ホーム向けではなくプロ用のモニタースピーカーかな?その割には仕上げが美しく B&W 800 より更にひとまわり大きいな感じ。
チチ松村はスチール弦をフィンガーピッキングゴンザレス三上はナイロン弦をピックで弾いており、質の異なるギターを奏法で歩み寄った感じで絶妙のハーモニーを醸し出しています。
GONTITI は結成35周年だそうで、なんとゴンザレス三上は今年還暦だそうです。見えないなぁ。大阪在住のデュオらしく、演奏の合間合間ではさむトークはかなり面白く、かなり笑いをとっていました。美しいメロディーとおもろいトークのギャップがまた面白い。
GONTITI の曲って CM などで沢山使われているので、タイトルを知らなくても結構聴いたことがある曲が多いんじゃないかな。代表曲は「放課後の音楽室」でこれは高校音楽教科書にも掲載された。
本人曰く「体力的にしんどいので、途中休憩させてもらいます」ということで、休憩をはさんで2部構成の2時間。2部では有名曲のカバーをGONTITI風に演奏したりと、馴染みのある曲がかなり沢山あったのも嬉しかった。彼らのメロディーはなぜあんなに美しいんだろう。「Very Special Ordinary Music」(直訳すると「とても特別な日々の音楽」)とも評され、何時しか人々の心に溶け込み、それぞれのライフスタイルと共に息づく音楽として年齢・性別を問わず幅広い人々に愛好されているのも頷けます。
コンサート終了後には、CD 購入者対象のサイン会というサービスもいいですね。私は買わなかったけど... 演奏曲リストは下記の通りでした。

<第一部>
Anothermood
beautiful days
7season 4beat
忘我の調べ
zephyrus
課外授業
マルセルでさえも
B-72<第二部>
ノルウェイの森
What Child Is This? (Greensleeves)
スカボロフェア
Stardust
小さな青い空
帰り道は君と一緒
春蝉
the moon of the noon
夕海月
夏の理由
Acoustic eel
My Favorite Things<アンコール>
放課後の音楽室
1967