ギヤの音鳴りの原因はフリーボディだった

2-3週間程前からだろうか、リアスプロケ辺りから音鳴りが気になっていました。
最初はリアディレーラーの調整で解決する類のものだろうと思っていたのですが、これがなかなかどうして、一筋縄では行かなかった。しばらく乗ってみて分かったのは、トップから2枚目3枚目4枚目に入れたときにだけガラガラといった音がするということ。ローギヤ側に入れると音は鳴らなくなる。
さっそく初めて Di2 のディレーラー調整をやってみました。まずステム下あたりにあるスイッチを1秒押して、通常の変速モードから調整モードに切り替えます。そして通常の機械式ならばアジャスターボルトを回してワイヤーの張り具合を調整する代わりに、Di2では変速レバー(スイッチ)をカチカチとクリックしながらディレーラーの位置を微調整していきます。完全にデジタル化されている訳ではないけど、明らかに機械式とは大幅に違うこの機械に改めて感動。きっと何年後かには、この調整方法ですら原始的と思える日が来るんだろうなぁ。
まあ、そうやって何度も調整したのですが、結局音鳴りは解決せず。それではプロのメカニックに診てもらおうということで、なるしまの岩島さんに調査してもらいました。
現象を確認しながらディレーラー、スプロケ、チェーンなどを点検したけど、そこには問題が見当たらないので、ホイールの可能性がある。フリーのグリスアップをしてみようということになり、フリーボディを外して点検。結局、外側のベアリングがへたっていることが判明。内側は大丈夫そうでした。外側のベアリングの位置が丁度トップから2〜3枚目のギアの位置と同じような場所なので、そこに力がかかって音鳴りがしている可能性があるとのこと。
グリスアップで延命するか、フリーボディ毎交換するか悩んだけど、結局フリーボディを交換*1してもらうことにしました。私のホイールは Fulcrum Racing 1 シマノボディなので、Campagnolo フリーハブボディが使えます。そういったパーツは常に在庫しているというのがさすがですね。そして交換して現象を再確認したところ、音が消えました!岩島さん、素晴らしい!いくら私がディレーラーの調整をしても治らないはずだ!
スタンドに装着して回したときは音鳴りがわかりにくかったので、帰りの実走で耳をすまして確認したけど、音鳴りは見事に解消していました!音鳴りが解消したせいかもしれないけど、回転も至極スムーズになったように思うのは気のせいか。しかも以前修グリスアップしてからラチェット音が消えて寂しかったけど、ラチェット音もしっかり復活しましたw
余談ですが、シマノのチェーンの寿命は 4,000km、カンパのチェーンは 8,000km だそうです。私は伸びるまでは交換しないので、4,000km なんかで交換したことはない... (^^;; カンパユーザーのゆうきのチェーンが全く伸びないのも納得。カンパは値段が高いけど耐久性があるのであれば、かえって安くつくのかな。(^-^)
あと、Strava の KOM の話もちょこっとしましたけど、あの人が本気になって取れない KOM なんてそうないんじゃないかなぁ。

*1:\7,527+工賃