Shine A Light / マーティン・スコセッシ X ザ・ローリング・ストーンズ

今更ですが 2008年のマーティン・スコセッシ作品の「The Rolling Stones SHINE A LIGHT」を観ました。
これは 2008年、ビーコン・シアターでのストーンズのライブの模様を収めたドキュメンタリーで、ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」のような感じです。私はブルーレイのマルチchで観たのですが、映像も音質も通常のライブ映像とは一線を画しているクオリティです。当たり前ですが、オリジナルメンバーはもうかなりの歳なのですが、正直ここまで熱いパフォーマンスがまだできるのかと驚いたほどです。ぐいぐいと盛り上げていくところなどはさすがです。生きてるうちに見ておきたいと改めて思わせる迫力でした。
後半はもうテンション上がりっ放しで、個人的には Sympathy For The Devil あたりから Live with Me (with Christina Aguilera)*1へと徐々に盛り上げていき、Start Me Up で一気に頂点まで引き上げていくところが好きです。さらにそのテンションのままアンコール曲へなだれ込み、Brown Sugar 〜 Satisfaction と来てノックアウトでした。
もうしわだらけのロッカーだけど、パフォーマンスは色褪せていませんね。必見です。
以下は思わずニヤリとしてしまったインタビューの抜粋です:

インタビュアー: (キースと)どっちが上手?
ロニー: 絶対に俺だ。

インタビュアー: どう思う?
キース: 優劣なんて競わない。
インタビュアー: ロニーは自分だと。
キース: あいついがそう言うのはわかってた。
でも実際のところは ----
どちらも下手くそだが2人とも無敵だ。

*1:去年テレビで見たときはめっちゃ太ってて悲しかったけど、このときはまだ美しいままw